第二章
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光圀はこの話を書き残させた、それでこの話は後世に残っている。
鹿島神宮には事実この石があり祀られている、見てみると直径二十センチ位しかない。だがそれでも地の中に続いていて。
その大きさは途方もないものであるという、その先には鯰がいるとも言う。ことの真実はわからない。だがこの石が恐ろしく大きなことは事実なのは間違いない、何しろ一週間かかっても掘り出せなかったのだから。光圀はそこから全てを察したと思われる、そしてもうこの石の周りを掘る者は一人もいない。一見すると小さなその石の果てまで。
要石 完
2021・6・9
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