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魔法少女リリカルなのは〜転生者の誓い〜
第一話・迎え入れる転生者
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ん?どうした美由希?」


不思議そうな顔をする恭也兄さん、

それはそうだ。

深夜誰にも言わず外を出歩く小学生など聞いた事がない。

というか普通に考えて危ない。


「まぁまぁ、なのはあれでしっかりしてるし、少し待ってからで良いんじゃないかな?」

「何を言ってるんだ美由希!?妹に危険が迫っているかもしれないんだぞ?」


声を荒げる恭也兄さん


「うーん、でもあの良い子のなのはが理由も無くこんな夜遅くに出歩く分けないしすぐに戻ってくるよ」

「しかし…」

「もう!!恭ちゃんは心配しぎだよ〜、ね?みずな?」

「ふぇ?」


ここで俺に話を振りますか!?


「う〜ん、確かになのははしっかりしてるし理由も無く出て行かないからすぐ帰ってくるとは思うけど…」

「でしょ!さすがみずな分かってるね〜、それに比べて恭ちゃんは本当鈍いんだから!!」


最後の何か違うような気がする、


「…分かった15分だけ待つ、それを超えても帰ってこなかったら探しにいくからな」


頑固な恭弥兄さんも分が悪いと思ったのか渋々ながらも妥協する。





15分後



「くそっ、なのははまだ帰ってこないのか!もう無理だ、捜しに行くぞ」


そう言って玄関から飛び出す恭也兄さん、


「あ、ちょっと待ってよ〜」


そう言って美由希姉さんも飛び出していく、


「俺も行くしかないよな?」


誰に言う訳でもなくそうつぶやき俺も玄関から飛び出す。

目の前では兄さんと姉さんが言い争っている、



「もう、焦りすぎだよ恭ちゃん!」

「お前の方こそ落ち着き過ぎだ、妹が危険な目に遭っているかもしれないんだぞ!」

「うっ…」



恭也兄さんの剣幕に言葉に詰まる美由希姉さん。

と、その時近くから物音が聞こえた、

刹那、恭也兄さんと美由希姉さんが物陰に隠れる。

一瞬だった。

まあ、かく言う俺も既に物陰に隠れているのだが・・・

・・・・・・・・・・・・無駄にスペックの高い体に生まれてしまったものだ。

物陰から覗いてみるとどうやらなのはが帰ってきたようだ、

妹相手に隠れる必要も無いので物陰から出る。


「おかえり、なのは」

「ふぇ!?」


突然現れた俺に驚くなのは


「どうして、お兄ちゃんがここにいるの?」


なのはが不思議そうな顔をしながら質問する。

しかし、俺がその質問答える前になのはの後ろから声が聞こえる、


「おかえり、こんな時間にどこにお出かけだ?」

「きょ、恭弥お兄ちゃん!?」


今にも怒りだしそうな恭
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