暁 〜小説投稿サイト〜
タイトル案は第一話に記載しています。
ルガーデ殲滅戦@
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出発から数時間。
こちらから見てルガーデ峡谷の入り口にあたるところへと突き進んでいく。

僕と、人類ほぼ全ての戦力が集結していた。
今回、足場が悪く、樽型爆弾は使えない。

そして到着する。

目の前に見えるのは巣穴から無数に顔を出す顔のない蛇と魔族の群れ。

対するは人類のほぼ全てとも言える兵力。

「散開!!!!!!奴らを蹴散らせ!!」

戦いの火蓋は落とされた。

なら僕がやるべきことは一つ。

一人でも多く死なせてやる。





==BOSS BATTLE  〜Lindwurm〜 ==================

ールガーデ峡谷 北東部ー

素早く周囲を見渡す。目についたのは西の方にある比較的高い崖の上。
まずそこに行って周囲を把握。そして可能な限りの妨害工作を行う...!

魔族どもを蹴散らしながら突き進んでいく。
その途中で遭遇した。リントヴルムの一頭が顔を覗かせていた。
ここを突破しなくてはならないが、迂闊に実力を見せるわけにはいかない。
そのまま周囲を見渡す。すぐ横にいたのはゲルハルト少佐とフランク、フリッツ少佐だ。こいつらに倒させて、その隙に突破する...!

「兄さん、まずは雑魚から倒そうよ!!」

「わかってるって!!」

フランク少佐が上空に大きな氷の塊を作り出し、細かく分解する。

そして、そこへフリッツ少佐が風を使い、細かい氷を魔族の群れへとぶつけた。



兄弟は一頭の周囲の魔族に攻撃するが、その数はまだまだ多い。

「ゲルハルト!!任せていいか!!」

「...うむ。」

少しの怯えを振り切って男は返事する。

前屈みになり、足を地につけ、目の前の敵を睨む。

「ボディファイア!!」

身体に炎を纏い、鎧を形成する。そして...

「ファイアタックルゥゥ!!!!!!!!」

炎を纏った男はさながら爆弾の如く周囲を薙ぎ払っていく。

「うおおお!!すげー!!けどなぁ!!」

「技名だせぇな!!なんだよボディファイアって!!」

「仕方ないだろ。いいの思いつかねぇんだから。」

「残るはこいつだけだな!!」

フランク少佐がリントヴルムの一頭を見据えて言う。

「ファイアァ...タッチィィ!!!」

ゲルハルト少佐の放った炎が敵の頭で爆発する。

「こいつかってぇな!!」

フランク少佐がそう叫ぶほどにその外皮は頑丈だった。

「い、一頭でこんなに強いの!?」

フリッツ少佐が弱音を漏らしたその時、

「フリッツ!!あぶねぇ!!!」

氷の割れる音がしてフリッツ少佐は振り向く。

「兄さん!!!!!!」

敵個体がその頭をフリッツ少佐目掛けて
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