狂信勇者、始動。
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のに不利になる。
ー聖典第二章第三節_正義を為すのに、手段を選んではならないー
仕方ない。誤魔化すか。
「うわー−−!!!!!くっそおおおお!!!!大、丈夫かぁぁああ!!!!」
大声で叫んで、魔族へと斬りかかる。
「くっ!!!!!」
こんな奴ら、僕が少し光魔法を使えばすぐ消え失せるんだが、ここは粘るか。
そうして、たった数匹の魔族に苦戦しているふりをしながら、数時間が経過した。
そろそろ頃合いだろう。周りを見ると、明らかに魔族がかなり減っている。
さあ、もう用済みだ。消えて無くなれ、害虫。
僕の剣が光に輝き、魔族に触れる。
すると、数匹の群れは一瞬で蒸発した。
お、どうやら戦いは終わったみたいだ。
兵たちが一斉に帝都へと帰還していく。
その姿からは、遠くから見ても安堵と生き残った喜びを感じた。
今だけだ。そんな感情に浸れるのは。
僕が必ず、お前らを根絶やしにする。
まあせいぜい、震えて眠れよ。
さてと、帰るか。
This is beginning of the end...................
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