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ソードアート・オンライン 〜槍剣使いの能力共有〜
SAO編ーアインクラッド編ー
08.黄金と神殺し
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「そう、この槍は私が見てきた武器の中で最も禍々しい武器よ!魔剣級の武器も見たし、伝説級の武器も見てきた、でも、こんな武器見たこともない」

俺は並んでいる槍.......禍々しい槍《ロンギヌス》を左手に持つ。

「ちょっと、二人とも離れてて」

左手でロンギヌスを持ち、右腕でユニークスキル《手刀術》を発動する。槍のソードスキルと手刀術のソードスキルを同時使用。

「何なの、そのスキル?」

「何ですか、シュウさん。そのスキル?」

「詳しくは、話せないけど........そういうスキルがあるってことだ」

もう一方の槍《ゴールデンソウル》を手に持ち、再び手刀術のスキルと槍のスキル発動する。

「なるほどな」

「どうなの?」

「どっちもいい武器だ」

「そう、よかった」

少女はホッとした表情をする。

「で、いくらだ?」




金を払い終えたのちに俺は少しだけ、手刀術のことを二人に話した。

「あんた、あいつに似て面白いわね」

「あいつ?」

彼女は、何か楽しそうに話す。

「バカでハチャメチャなんだけど、一緒にいると楽しくて暖かい奴」

そんなバカを俺も知ってるな。あの素直になれない馬鹿野郎をな。

「私はリズベット、リズでいいわよ」

「俺は、シュウ。よろしくな」

俺とリズは強く握手をする。

「あなたもよろしくね」

リズは、シリカにも手を差し出す。

「あたしはシリカって言います。この子はピナって言います」

リズとシリカも握手をする。

「それじゃあ、また頼むな、リズ」

「これからもリズベット武具店をよろしくお願いします!」

彼女は笑顔で俺たちを見送ってくれた。
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