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インフィニット・ストラトス 〜五年後のお話〜
学園生活
第十話 襲撃者!!
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「やばい!!間に合うか・・・!」



俺は急いでメイの前に行き、『龍の牙』の盾を展開する。



『龍の牙』の盾は展開することで一回り大きくなり、エネルギー限定の盾が普通の盾の周りに増えるのだ。
相手の武器には実弾の武器もあるが無いよりはマシだろう。




「おお!!リュー、助かったぜ!!」

「おう。でも、この状況どうするかな・・・」


相手からの弾幕が激しすぎて盾の外へ出ることが出来ない。
このままでは嬲り殺しである。


「メイ、『伐折羅』のデータをこっちに送ってくれないか?」


「どうしてだ?」


「この状況を打破する策を考えてやる」


「!・・・わかった。任せるぞ、リュー!!」


「おう、任せとけ!!」



メイから『伐折羅』のデータが送られてくる。




『伐折羅』―――中国の最新型の第三世代。スペックは他の第三世代より少し上。オレンジを主体としたデザイン。所有している武器は、モーニングスター×4と申し訳ない程度の実弾銃。それと―――



「!! これならいけるか・・・!」


「リュー、どうだ?作戦出来たか?」


「ああ、これから説明するぞ―――」




    ◆    ◆    ◆


「―――わかったか?」


「わかったけど、これだとリューが・・・」


「心配すんな。俺には奥の手があるからな。自分のことを心配しとけ」


「・・・うん」


「じゃあ3数えたら行くぞ」


「わかった・・・」


「1―――」


『龍の牙』を握り締める。



「2―――」



メイの目が真剣になる。




「―――3!!」



合図と共にメイが盾の後ろに下がり、相手にモーニングスターを投げつける。


相手のISは目の前に飛んできたモーニングスターを、ミサイルを呼び出し爆破する。その破壊していて弾幕が止んでいる間に俺は後ろに回り『龍の牙』の剣で斬りつける。


「おら!!!」


しかし、背中のAICにより止められてしまう。



「でも、そんなの想定内だよ!!」



俺に集中している間にメイがもう二つモーニングスターを投げつける。そのモーニングスターによって銃のほぼすべてを破壊し、本体にダメージを与える。


その攻撃によってAICが解ける。






『武器の損傷―――大。機体損傷―――小。―――絶滅モードに移行します』





その声と共に筒のような腕が巨大な大砲のようになる。そして、徐々に腕にエネルギーがたまり始める。




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