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IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
かくして白銀が登場!
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に、さっき分かったよ。あんたは言うほど悪い奴じゃないって」
そんな、優しく微笑んだ拓夢の表情を見て、心が動かないほど冷たい人間ではなかった。
セシリア・オルコットは、ここで動けないほど情けない人間ではなかった。
「任せてくださいな、このセシリア・オルコットに!」
力強く。そして同時に感じる心地よさ。
彼女は思った。男とは、本来こういう強さを持った生き物なのだと。
仲間のために全力を出せ、友のために頭を下げれ、自分の正義に怒れる。
そんな強く真っ直ぐな意思をもつことが出来る生き物なのだと。
故に彼女は飛ぶ。
それが、セシリア・オルコットの認めた“ライバル”からの頼みだから。
「彼に、私の凄さを見せ付けて差し上げますわ!あなたのライバルに相応しい強さを!」
「おう!頼んだぜ!」
心に迷いはない。
彼女はいま、戦場に飛び立った。
「な、なんだと!?」
珍しく千冬姉が困惑したような叫び声を上げる。
あの何事にも動じない、絶対不動完璧超人(家事を全面的に除く)が動揺しているだと!?
「織斑、なにか失礼なことを考えていないか?」
「めっそうもありません!」
危ねえ。
まるで人を射殺さんばかりの視線が向けられた。いつもの三倍増しだ。
冷や汗がでる。
「よく聞け、対戦相手が変更になった。お前が戦うのは、オルコットだ」
「・・・・えっ?」
「ち、千冬さん!それはどういう・・・ッ」
箒も動揺している。
その証拠に、織斑先生ではなく咄嗟に千冬さんと呼んでしまっている。
「織斑先生だ!・・・ッたくあの馬鹿者が。無理な機動により打鉄のスラスターに負荷がかかりすぎたらしい、あいつは戦えん。オルコットが居なければ小さくない怪我をしていたところだ」
「そ、そんなっ!」
信じられなかった。というか信じたくなかった。
これじゃまるで勝ち逃げじゃないか!自分の強さを見せ付けて戦わないなんて!
「うろたえるな。お前の相手はオルコットだ、いつまでも引きずっていては即、負けるぞ」
「そ、そうだぞ一夏!どちらにせよ強敵だ。・・・だが勝て!絶対負けるな!」
二人の言葉を聞いて、甘かったと感じた。
そうだ、俺は何を焦っていたんだ。今戦うべき相手はオルコット。拓夢じゃない。
そりゃ、勝ち逃げされたみたいで嫌だけど、しょうがないことだよな。
それだけいっぱいいっぱいだって事なんだ。
拓夢がそれだけやってようやく勝てた相手。弱いなんて絶対にない!
「ああ、そうだな。・・・やってやる!」
白式に体を預けて一体化している今なら、アリーナに出てきたオ
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