暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0040話
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
分になったという事は打撃武器として使用する為の質量も半分になったという事だ。しょうがないだろう。
 にしても、ソードブレイカーの形まで変わったんじゃアシュセイヴァーの名残がどんどんと少なくなってきてるな。
 どちらかと言えば、完全にシャドウミラーのオリジナルADじゃないか?

「それと、ファントムのレーザー出力に関してもT-LINKシステムが対応した関係上、念動力の強さ次第では威力も変動するから注意してね」
「それは、念動力が弱いとファントムの威力も低くなのか?」
「いえ。基準となる攻撃力に念動力の強さで+αになるのよ」

 つまり、R-1のT-LINKナックルみたいな念動フィールドを武器にする技術とレーザーを何らかの方法で融合させた、という事か?
 いや、技術的な事を言われても理解出来ないからレモンの言ってる通り念動力のおかげで威力が増すとだけ覚えておいた方がいいだろう。

「まぁ、詳しい話が知りたかったらそのレポートに書いてあるから作戦前の暇つぶしにでも読んでみて」

 先程手渡してきたレポートへと視線を向け、レモンが告げる。
 確かに海賊が出てくるまでタンカーに隠れていなければいけない以上、時間を潰すのに苦労はする事になりそうだしありがたいかもしれない。

「私からは以上よ」
「ご苦労。アクセル、何か聞いておきたい事はあるか?」
「そう、だな。今回の任務にも影響しているが、手が足りないんじゃないか?」

 手が足りない状態がこれ以上続けば、そのうち破綻する事になる。
 その前に何とかして特殊処理班の増員を増やしてもらいたい所なのだが。

「一応、対策は練っている。レモン」
「何?」
「以前言ってた量産型Wはどうだ?」

 ……なるほど、ここで量産型Wが出てくるのか。

「一応、疑似経験の記憶定着も終わってるし使えるわ。ただ、調整がまだ十分じゃないから臨機応変な対応は出来ないわよ?」
「指揮官の命令には従うのだな?」
「ええ、それは大丈夫」
「そうか。アクセル、今回の海賊退治が終わったらテストケースとしてお前と量産型Wの小隊を試してみるとする」
「それは俺が1人にWシリーズが数人という事か?」
「そうなるな。その結果が問題無いようなら、将来的には特殊処理班10人全員が隊長として量産型Wを率いる事も視野に入れる」
「確かに人手が足りない状態はそれで解消するかもしれないが、臨機応変な対応が取れないんだろ?」
「その辺は、それこそ実際に使ってみなければ分からないからな。テスト次第といった所だ」

 まぁ、実際に人手が足りない状態が続いているんだし、量産型Wを使う事になるのもしょうがないと言えばしょうがない、のか?
 ただ、個人的には応用が効かない量産型じゃなくてWナンバーズの方を優先
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ