スーパーロボット大戦OGs
0040話
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トであってくれればいいんだが。
いや、と言うかレモンが存在している以上エクセレンは存在していない。ATXチームはキョウスケとブリット以外に誰がいるんだ? ゼンガーはDC戦争でATXチームを抜けている筈だし。
にしても。
「海賊相手にグロウセイヴァーはちょっときついんじゃないか? 海で通用する武装はファイア・ダガーとソードブレイカーしかないぞ?」
「あぁ、その件での連絡を忘れていたな。そろそろの筈だが」
ヴィンデルのその台詞を聞いていたかのようにノックの音がする。
このノックのリズムはレモンか。
「ヴィンデル、いいかしら?」
「ああ。丁度説明をしようと思っていた所だ」
予想通りレモンが入ってきて、手に持っていた資料を俺に渡す。
「以前言ってたT-LINK対応型ソードブレイカーが完成したからグロウセイヴァーに取り付けておいたわ。概要に関してはその資料に書いてあるから、大まかな所だけ説明するわね」
「ああ、頼む」
資料を受け取り、レモンの言葉の先を促す。
「まず、T-LINK対応型ソードブレイカーというのも長いので、これからは開発名称のファントムと呼ぶ事にするわね。ファントムだけど、T-LINK対応型にしたおかげで大きさとしては今までのソードブレイカーの半分以下になってるわ。よってグロウセイヴァーに搭載するのも本体6機、クロノス8機だったのが本体12機、クロノス16機になったわ」
レモンのその言葉に思わず待ったを掛ける。
「いや、ちょっと待ってくれ。14機のソードブレイカーでさえグロウセイヴァーにT-LINKシステムを搭載してなんとか全機使いこなしていたんだぞ? それを28機も装備されても宝の持ち腐れになる」
だが俺のそんな疑問に対する答えを、レモンは口元に微笑を浮かべてあっさりと口にする。
「大丈夫。T-LINK対応型というのは伊達じゃないわ。前にも言ったと思うけど、T-LINKシステムはアシュセイヴァーの脳波関係のシステムの上位互換のようなものよ。そのおかげでファントム使用の時の負担は今までの半分以下になっているわ。少なくてもアクセルの念動力なら28機全てのファントムを自由に扱える筈よ」
28機のファンネル……もとい、ファントムを自由自在に扱える、か。正直どこのニュータイプLV.9だって感じだな。
「で、そのファントムだけど小型化した為にソードブレイカーのような打撃武器としては使えなくなったわ。射出型レーザーによるオールレンジ攻撃と、レーザーの刃による切断・貫通攻撃がメインになってるわ。今回の作戦だと海中での戦闘になるだろうから、敵にファントムが接近した瞬間、あるいは至近距離で使えば大丈夫な筈」
打撃武器として使えなくなったのは痛いが、大きさが半
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