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俺、ツインテールになります。外伝〜追憶のテイルチェイサー〜
Episode2「おもいで」
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わっていなかったため、こうして手探りで操作しているのだ。
「ん?これは……」
と、操作しているうちに偶然、シルファはあるファイルを開いてしまった。
そのファイルの中身は……。
「え〜っと………これは………………見ちゃいけないたぐいのファイルみたいね………」
中身はなんと、幼女達の自撮り画像ばかりであった。
写メに添付されてきたようなサイズだが、中には刑事案件ギリギリのもの……児童ポルノまがいのものまで含まれていた。
「これはそんざいしちゃいけない……。なかったことにしておこう」
とりあえず、まとめてゴミ箱ファイルに移動しておこう。
「えっと……こっちは……」
別のキーボードを押すと、モニターに表示される映像が切り替わった。
スクールゾーン。つまり通学路となっている場所と、なぎ倒されていく全身真っ黒でのっぺりとした顔の怪人達が映っている。
アルティメギルの
戦闘員
(
アルティロイド
)
達だ。
そして、それをウェイブエッジで素早く、次々と薙ぎ払っていく青い戦士の姿がある。もちろんトゥアールだ。
「トゥアール……またひとりでたたかってる……」
やっぱり、私を置いて一人で行ってしまう。
サポーターとして設計されたはずなのに……本当に、私に何故こんなプログラミングをしたのだろう。
『さて、残るはあなた達だけです!!』
アルティロイドを全滅させ、トゥアールはパンダとレッサーパンダの姿をしたエレメリアンへと攻撃を開始する。
「……ひとりでも……たたかえてる……」
笹槍と竹槍、二種類の槍と紺碧の双刃がぶつかり合い、火花を散らす。
二対一だが、トゥアールは特に苦も無さそうに戦っている。
「………わたしがいっても……じゃま……なのかな……」
台の代わりに足場にしていた椅子に座り込む。
私は、本当に必要とされて作られたの?
なら私がここに存在している意味とは何なんだろう……。
分からない……解らない……わからないよ………。
「……」
椅子を降りて、研究室から自宅への扉の方へととぼとぼと歩く。
大人しく家事にでも専念しよう。
そう思いドアノブに手をかけた瞬間だった。
エレメリアン達の動きに、変化があったのは……。
◇
何度目かの剣戟の後、パンダギルディとレッサーパンダギルディの動きに変化があった。
縦に振るわれたウェイブエッジを避けたパンダギルディは、そのまま笹槍でウェイブエッジを地面へ。刃を地面へと突き刺ささせた。
「ッ!」
「スキあり!!」
その隙にレッサーパンダギルディが横から竹槍で彼女をの身体を薙ぎ払う。
「くっ……!!」
なんとか地面を転がることなく体勢を立て直すトゥ
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