暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
そして始まる、クラス代表決定戦!
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ビットに、右手に展開した近接ブレード1・6mの大物を振る。
ザンッ!少しの手ごたえで切断。ビットは爆散した。
続いてくる第三射。回避、そして急接近。
「はぁっ!」
一振り。それで二つ目のビットを破壊。
のこりは二つ。つまり攻撃は二分の一になった。回避はたやすい。
「おおおおおおッ!!」
「く、一体どうやってッ!!」
機体にかかるGに耐え、急上昇だ。
ビットを二機落とされたことで驚愕するオルコット。
だが、驚いてる暇は無いぜ!
「くらえ!」
「なっ、剣を投げた!?」
俺を突き放そうと、レーザーを乱射するオルコットに刀を投げつける。
ぐんぐん速度をあげ突っ込む刀は、しかしあっさり避けられる。
「あなたの策もこれまでですわ!武器を手放したあなたに勝機はありません!」
回避したオルコットは勝利宣言をしてくる。
おそらく俺の捨て身の攻撃だったと思ったんだろう。だが、甘い。
刀を回避する先を読んだ俺は、そこへ急加速。
オルコットに肉薄する。
「は、離れなさい!」
がんがんレーザーを放ち、けん制しようとするが当たらない。
「ここは俺の距離だ!」
オルコットが逃げようとする先は手に取るように分かる。行かせない、離されたら負ける。
「らああああああっ!」
機体を左右に振りながら接近。体の前面を相手に向けたままの横移動で、打たれるレーザーを全回避しながら、いよいよ俺の攻撃が始まる。
「しっ、シッ、シッ!!」
俺はボクサーだ。
小さい頃、一夏に喧嘩で負けたことが悔しくて始めたトレーニング。その際中に出会った竹さんに憧れ始めたのがボクシング。
俺の武器は刀じゃない。銃でもない。拳だ!
空中に足場があるイメージ。
ここはリングの中だ、相手は目の前に居る。ISは体の一部と思え!
左左のジャブで動きを止める。打ち込まれた二撃にオルコットは怯む。
続けての右ストレート!仰け反ったところを左フック、からアッパー!
「こ、このっ、いい加減になさい!」
じゃきんっ、オルコットの腰に備えられたフィンアーマーが翻る。
そこから覗くのは二つの銃口。
これは、実体弾!?
「落ちなさい!!」
「くらうか!!」
こんな距離で受けたらやられる。
ただでさえ、オルコットのビットで削られたシールドエナジーは残り102。
アッパーを放ち、体が伸びた状態で回避は不可能。PICをカットして垂直落下して避けたんじゃ攻め手がなくなってしまう。
なら、これしかない!
「おらぁっ!」
ミサイル弾が射出される瞬間、俺は体を横倒しに
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