暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
指導はいります!
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 朝である。
 俺は疲れていた。

 「あー、クマができてる」

 鏡を覗き込むと、目のしたには軽いクマができていた。
 それもこれも昨日の夕食からの出来事が原因だ。

 剣道着や防具を借りた俺は、お返しにってことで剣道部部長の先輩と夕飯を一緒することになった。
 で、どうしてこうなった?
 飯を食べる暇なく話しかけてくる人人人。
 全員部長さんのお友達らしい。だが、これはやりすぎ。
 俺が部長さんと飯を食べているという噂は瞬く間に広がり、さらに押し寄せてくる人。
 部長さんの友達の流れが途切れた瞬間、俺は全力スマイルで丁重にお断りした。
 んで、逃げた。ああ逃げたとも逃げました。
 もともと夕飯は少なくても食べなくても問題ない俺は、すぐさま寝ることにした。流石にシャワーは浴びたがな。
 たがしかし、眠気なくなってしまった。これが風呂とシャワーの違いだ。
 俺はシャワーを浴びるのが朝、風呂に入るのが夜という生活をしていたからか、シャワーで目が覚めて風呂で眠くなる体質になっていたんだ。
 
 寝られない俺は清香にメールをすることにした。
 眠くなるまでの暇つぶしとしてな。
 ・・・これが予想外に話が盛り上がり、普段は寝ている0時まで止まらなかった。
 そのせいで俺は眠い。さらにはだるい。バッドステータス満載だ。

 「相川、準備は出来ているか?」

 「も、勿論です!」

 「ではやるぞ。まずは歩行からだ」

 そんな中、俺は千冬さんからISの操縦訓練を受けていた。
 昨日の朝言っていた補習って奴だ。ありがたい。
 ジャージ姿の千冬さんもまた、なんというかいいな。こんな事いったら一夏に怒られるが。

 ISを動かすのはこれで二度目だ。
 最初に動かしたのは入試代わりの教官戦。
 なんというか、感覚的に飛んでみたものの、今はそれを覚えていないからまた一からて状態。

 だけど、足を動かすのは余裕だ。指示されてはいないが、走ったりしてみる。
 うん、いい感じだ。

 「歩行程度はできるようだな。次は飛行だ、やってみろ」

 「はい!」

 足に力を入れて飛ぶ!こうすればISのPICが自動で働いて俺の体が空に浮くはず・・・。

 「どうした?飛んでみろ」

 「あの、先生。前回と感覚が違うんですけど・・?」

 「そうか?・・・ああ、そうだったな。お前は感覚で飛んでいたんだったか」

 そういって千冬さんは少し考えるそぶりをみせる。
 
 「イメージとしては、体が何かに持ち上げられるような感じだ。力をイメージしろ、ISごと自分を空中に移動する、な」

 イメージか。
 ISは確か搭乗者のイメージで動きが変わるんだったか?
 そうだ、授業でそんなこと言
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