第一章
[2]次話
クリスマスの家族との再会
カルフォルニア州北部で大規模な山火事があった、その山火事で被災してだった。
ベイカー家も避難した、その時に一家は家も家具もなくしたが。
「オプティマスがいないぞ」
「ハンブルビーもね」
一家の父のジョー、黒顎髭と頬髯を生やした黒髪都黒い目の大柄な男性も妻のキャンディス金髪と青い目で見事なスタイルと高い鼻の女性も困った顔で言った。
「何処に行ったのかしら」
「火事に遭っていないといいけれど」
「無事ならいいな」
「本当にそうね」
「きっと無事だよ」
一家の息子である金髪の四歳半の男の子タイソンが言った、目は父親と同じく黒い。
「だからクリスマスプレゼントにお願いするよ」
「二匹が家に戻って来る」
「そうした風になのね」
「おもちゃと二匹の為のリードをお願いするよ」
サンタクロースにとだ、こう言うのだった。
息子の言葉を聞いて二人も考えた。
「従弟のジョージがおもちゃをなくしたら自分のおもちゃをあげる」
「そんな優しい子だしね」
「そんな子のお願いだとな」
「私達も無視出来ないわね」
「じゃあ生きものを探してくれる団体にお願いするか」
「捜索をね」
「僕達もしていって」
夫婦で話してだった。
早速雄の黒猫のオプティマスそれにトラの雄猫のバンブルビーの捜索を二人で本気で取り組んで動物保護団体のフィールド=ヘブン=フェリーン=シェルターにも捜索を依頼した、すると何とクリスマス直前にだった。
夫婦に団体から二匹にそっくりな猫を保護したと連絡が来た、二人はそれを受けてすぐに団体の事務所に行くと。
「ニャア〜〜〜〜」
「ナァ〜〜〜」
「間違いないな」
「そうね」
二人は自分達を見るとすぐに嬉しそうに顔を向けて喉を鳴らしてきた二匹を見て確信した。
「オプティマスだ」
「バンブルビーね」
「二匹共無事だったんだな」
「よかったわ」
「それもクリスマス前に見付かるなんて」
「タイソンの願いが適ったわね」
二人で笑顔で話して見付けて保護してくれた団体のスタッフ達に篤く礼を言った、そのうえで二匹を家に連れて帰った。
するとだ、タイソンは二匹を見て大喜びで言った。
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