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自分そっくりなので
第一章
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れまでは厳しい顔で話していた、だが。
 一転して穏やかな顔になって今度はこう言った。
「このぬいぐるみふわりに見せるか」
「ふわりにか」
「面白そうだからな、飯の後でな」
「ふわりに見せるか」
「そうするか」
「そうね、自分そっくりのぬいぐるみ見てどう思うかしら」
 母は自分の夫の言葉を受けて微笑んで賛成の言葉を出した。
「見たいわね」
「そうだな、じゃあな」
「ご飯の後でね」
 こう話してだった。
 一かは鰯の丸煮と菊菜のひたしそれに浅利の味噌汁といった献立の夕食を楽しんだ、その後でだった。
 ケージの中でいておもちゃで遊んでいたふわりに洋介が声をかけた。
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