外伝 加賀編 01 一航戦暗黒神話U
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同級生の元に歩み寄り、
「大丈夫? もし、また変なのに絡まれたら、私にいいなさい。いいですね?」
「あ、う、うん、わかった!ありがとう岬さん。」
「それにしても、何故あのような男を学校は野放しにしているのかしら?・・・・妙ですね・・・」
それから加賀は、119番に連絡を入れ、泣きわめく三年男子を救急車に放り込んでそのまま教室へ戻った
そして程なく加賀は、担任と共に校長室に呼び出された
「なんてことをしてくれたんですか、岬くん。上級生に怪我をさせるなんて、何故こんなことをしたんですか?」
校長の一方的な言いように、さすがに担任が加賀をかばう
「校長!いくらなんでもその言い方はないですよ。見ていた者の話では、岬が先に殴られたそうじゃないですか!それも女子の顔を殴るなんて・・・」
「殴った方が、なんで骨折するんですか! しかも彼は空手部ですよ! 何をしたんですか!」
「空手部・・・・!! 余計に質が悪いですよ! 何を言ってるんですか!」
《・・・あれで空手部だったんですか・・・・普段まくらでも叩いてるのかしら?》
「問題はそこじゃありません。彼に・・・生徒さんに怪我なんかされたら、親御さんがまた騒ぎ出します!あとあと大変なんですから。」
「・・・彼に?」
「あ、いや・・・とにかく、この件は私が話をつけますから、岬くんは彼に謝りなさい。いいですね?」
「・・・・そう・・・・・ずいぶんとあの男の肩を持つのね・・・・何かあるのですか?・・・・理由を言いなさい・・・」
「な、何ですかその口の利き方はっ!」
と、言いかけた時、
「・・・あなたは私の友達じゃありませんし・・・構いませんよね・・・・」
「・・・・え?」
「パーーーーーーーーーーン!」
加賀は校長の頬を張った
「な、な?・・・?」
「聞こえなかったの?・・・言いなさいと言いましたよ・・・・」
「わ、わたしに手をあげたなっ! 校長のこのわた・・・・」
「パパーーーーーーーーーーーーーン!!」
今度は往復ビンタだった
「・・・・何度も同じ事を言わせないで・・・・」
「こ、こんな事をしてただですむと・・・」
「パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン・・・・・・・・!!!!!」
往復ビンタの
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