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私はいじわる 小悪魔が住みついた
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 次の日の午後。やっぱり、翠ちゃんはやってきた。そして、隠れるように・・あいつも。

「慎ちゃん ぶどう お母さんが持って行けって 後で食べよー」と、翠ちゃんが言って居て、二人でお兄ちゃんの部屋にさっさと行ってしまった。

「何でー 蘭ちゃんち行くんちゃうの どうしたのよー」

「俺の勝手だろー お前のトマトパンツのほうがいいからなー」

「あのねー お前って言い方、嫌だって言ったでしょ それに、ウチはいつまでもトマトじゃぁないわよー」

「おーおー 真珠様も 水玉に成長したかー」

「うー なんで パンツばっかり・・ あっ そうかー 好きなんだ そういうの」

「いいや 興味ないけど 真珠のだけは 可愛いからなー」

 私、又、言葉が続かなくて、紅くなっていたと思う。水玉じゃぁなかったけど、なんか、見られているような・・。なんで、いつも、やり込められるんだろう。そうだ、あいつの弱み

「昨日は、みどりちゃんとお風呂 入ったんだよねー お姉ちゃんと・・」と、意地悪く言ってやったー

「ああー 入ったよ チ〇チ〇 丸出しでな」

「バカ そんなこと聞いてないわよ」私 ドギマギして・・。又、やられてしまった。なんでー・・

「バーカ もう、一緒に入ってないよ」

 私達は、黙ったまま問題集をやり続けた。でも、私は、クソーと思いながらだった。そーしたら

「ハイ! 算数の宿題 完了」と、昂君がパタンと問題集を閉じた。

「えぇ― もう? ダッテサー まだ 何日も経ってないよ 終わったの―?」

「ああ 復習ばっかだからな へっちゃらな問題ばっか お前 まだなのか?」

「うん 半分ちょっと」

「そうかー まぁ まだ 日はあるから、じっくりやれよな 俺は、お前の部屋でも見物させてもらうよ」

「えぇー 何言ってるの― そんなこと・・ ダメー」

「じょーだんだよ お前の部屋なんて たぶん、臭くて入れないよ」

「あのねー 臭いって・・ お前って言うなって!」

 私は、なんとなく、又、お兄ちゃんの部屋に行った。仲良く、寄り添って、宿題をやっているのか、翠ちゃんとお兄ちゃんの姿があった。

「どうかしたの? 真珠ちやん 昂は?」

「うん 算数 終わったんだって お庭で遊んでいる」

「そう あの子 昔から、私と勉強しているから、今、6年生のことやっているんだよね だから、5年生のことなんかスラスラなんよ だから、ちょっとバカにしているところあるの でもね、真珠ちゃんのことは、小さい頃から、いつも、気にかけているみたいよ 素直に言えないで、歪んでいるとこあるけど・・まぁ 聞き流して、包んであげてね」

 そうなのかー 私は、単純にうれしくなっていた。あいつー って
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