第二百三十七話 最後の場所その六
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「歯磨き粉は粉だけれどね」
「それでもあるからな」
「それならよ」
「磨くことだな」
「ビタミンを補給して」
かつ、というのだ。
「そしてね」
「歯磨きもしてな」
「健康を維持して」
そうしてというのだ。
「戦っていくことよ」
「そうだな」
「まずビタミンを補給して」
それで壊血病を防ぎというのだ。
「かつ歯もね」
「磨いてな」
「虫歯も防ぐことよ」
「その両方をやってな」
「ことを進めましょう」
「そうだな、しかし歯のことも大事だな」
久志はつくづくという口調で述べた。
「考えてみたら」
「歯は命でしょ」
留奈は笑って述べた。
「むしろ」
「そうだな、いい歯じゃないとな」
「今お話している通りにね」
「踏ん張れないな」
「だからね」
それでというのだ。
「満足に戦うのなら」
「歯も大事だな」
「そうよ」
「そうだよな」
「そしてでござる」
進太も言ってきた。
「性病もでござる」
「今回もな」
「注意するでござる」
「進軍の時娼婦もいてな」
「性欲の解消もさせているでござるが」
「あと軍の中でもな」
久志はそちらの話もした。
「恋愛があってな」
「同性愛もでござる」
「あって解消しているけれどな」
「そのこと自体はいいでござる」
性欲の解消そのものはというのだ。
「ですが」
「そこで性病が蔓延するとな」
「やはり戦に影響が出るでござる」
どうしてもというのだ。
「特に梅毒は」
「この世界じゃ治るけれどな」
このことは結核もだ、錬金術と科学も存在していてそのことから医学のそちらの方面はかなりのものになっているのだ。
「けれどな」
「罹るだけで、でござる」
「厄介だからな」
「勿論放置すると」
梅毒をそうすればというのだ。
「大変なことになるでござる」
「そうだよな」
「だからでござる」
「これまで通りな」
「そっちのことも」
性病のこともというのだ。
「警戒するでござる」
「そうしていこうな、じゃあな」
「娼婦達の診察に」
それに加えてというのだ。
「後はでござる」
「あれがあるからな」
「コンドームが」
「あれを使わせるな」
「結局はでござる」
何と言ってもというのだ。
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