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IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
拓夢の強さ!
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・・・開始!」
ダンッ!
一夏の合図とともに、俺と箒は床を蹴り飛び出す。
速度は俺のほうが速い!
「いやぁあああああ!」
「はぁああああああ!」
だが箒も速い。竹さんには及ばないものの、先輩の上位には入る速さだ。
さすが全中一位の実力者ってか?
バシィッ!
俺の竹刀と箒の竹刀がぶつかり合う。
どっちも面を決めようとした、正確には箒が胴から面に変えてきた、ためクロスしたようにバツ字を描いて膠着状態。
力も速度も俺のほうが上、押し切れる!
そう思ってそのまま振り下ろそうとするが
「くっ!?」
「はぁああっ!!」
箒が竹刀を傾けたせいで面がはずれ、逆に胴をもらうところだった。
目と反射神経を駆使して回避!後方にバックステップだ。
「ふっ、軽快なことだ。だが、避けてばかりでは勝てんぞ!」
「上等、決めてやるぜ!」
今度は胴だ。再び面と見せかけての、胴!
紙一重。竹刀の先に僅かな手応えがあったが、避けられた!
とその瞬間。物凄い寒気がした。瞬時に竹刀を頭を庇うように構えて横に飛ぶ。
「ぐうっ!!」
手の中の竹刀が弾き落とされるのではと思うほど強い衝撃。
横に飛んでいたお陰でいなすことができた。
「なんつー力だ、箒」
「拓夢こそ、速い!」
そこから箒の怒涛の攻めが始まる。
上段からとか下段からとか、判断してから避けてたんじゃ間に合わないレベルだ。
俺は勘を頼りに後ろに下がり、横にとび、時には前に出たりもした。
だがその攻撃はやむことが無い。
体力も化け物並みか!?
そうおもった瞬間さらに攻撃が強くなった。きっとコイツも心を読める人間だ。注意しよう。
もう十数回攻撃を連続して避けた。
防御に使った竹刀も重く感じる。腕がきつい。
だが、プロたるもの負けは許されない。ボクサーだけど!
「ここっ!!」
「ッ!?」
焦ったのか、大振りになった箒。
それを見逃すわけがないだろ!上段からの面を狙った一撃を、防いでいなす!
この攻防の中で、いなしかたを見て覚えた。
箒の竹刀は下に滑って、自身も体勢をくずした。
そこを狙って、俺は面を打つ!
当たれっ!!
だがその瞬間、箒の口元が笑った気がした。
次いで感じる寒気。だが回避は遅い。もう動き出してしまっている。
これは、カウンターッ!!
竹さんからカウンターを貰ったときと同じ感覚。
ならばその衝撃を弱めてやる。
面を放ちながら、俺の体は一歩前へ加速した。
だがそれすら無意味。
箒は横回転し、下に落ちていった竹刀を遠心力を持って凄
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