暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
拓夢の強さ!
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
夏君って弱い?」

 清香が一夏君って呼んでんのは、昼飯を食べたときに一夏が名前で呼んでくれって言ったからだ。因みに箒の事も名前で呼んでる。たしか、箒ちゃん。

 「いや、一応弁解しておくとな。小学生までは強かったんだよ」

 「それ弁解になってないよ」

 「あー、そうか。や、でも中学からいろいろあって、バイトしなきゃいけなかったんだよ。一夏」

 「それってどんな事情なの?」

 「んー、それに関しては俺が言うのは無理かな。本人が言ってくれるのを待ったほうがいい話題ってやつ」

 「そうなんだ。・・・ならしょうがないのかな」

 とりあえず清香のフォロー完了!まだ納得してないみたいだけど。
 でも確かに、一夏は昔は強かったんだ。箒よりも少し。

 あー、ほら。周りからも織斑くんって弱い?ッて声がががががが。
 あのヤローには、一度鍛えなおすのが必要なんだな。きっと。

 だがそんな時、俺の耳に聞き捨てならない言葉が飛び込んでくる。

 『織斑くんがあれなんだもん。きっと相川君も弱いんだよね・・・』

 まてなんだそれは!

 「そいつぁ聞き捨てならないな!」

 と、思わず声を上げてしまった。
 怒鳴ったわけじゃない。名乗り出たくらいのおおきさ。

 「箒!」

 「な、なんだ!」

 突然大声を上げた俺に呼ばれて、ちょっととまどう箒。

 「俺も勝負だ!」

 「な、なにっ!?だが拓夢は、剣道をしていないだろ?」

 「ふん。弱いといわれたまま黙っていられるほど、俺は出来た人間じゃない!」
 
 「・・・いいだろう。一夏のついでにお前も鍛えなおしてやる!」

 「やれるもんならって奴だ。一夏・・・のはいいや。誰か防具貸してくれない?」

 一夏の汗臭そうな防具は勘弁願いたかった。
 
 「はいこれ、使って?」

 「あ、どうもです部長さん」

 「いやいや気にしないで?もし、お礼したいって言うなら、今日の夜ご飯おごりでいいよ?」

 「んー、じゃあそれで」

 ってな具合に、防具を借りると同時に俺の夜の予定がうまっていた。
 なんだこれ。

 一度着替えて、再び道場に。

 意外と防具とか重かった。特に頭。違和感しかない。

 「拓夢君ファイト〜!」

 清香から応援されてしまった。これは、勝つしかないな!っていうか元から勝つつもりだけど。

 「そういえば、お前も少し剣道をやっていた時期があったな」

 「おう、覚えてた?一夏に誘われて少しな」

 「だが、すこし齧ったくらいで、私に勝てるとは思わないことだ」

 「ふん、それはどうかな?俺、目には自信があるんだ」

 「そ、それじゃあ両者構えて。
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ