何が起こったのか?
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友達は寸前でよけて、腕にちょっとやけどしただけですんだ。俺たちはとにかくあいた口がふさがらなかった。友達の怪我はそれだけでよかったのだが・・・・
「ちょっと、今の音なに・・・・・・っ?!?!」
上に上がってきた母さんも、あいた口がふさがらない状態だった
ちなみに俺の名前は山本洋介。友達の名前は川本広人という
俺の手にはまだ、問題のポテトがあった。俺はもう一度、ためしに外に投げてみた。すると
ドカーンッ!
大きな音が鳴って、ポテトが爆発した
「お・・・・おい。何だよこのポテト・・・・」
広人が聞く
「わからん、俺に聞くな。だが俺はちゃんと食ってたぞ」
「それは俺も見た」
ドタドタドタドタ・・・・・
すると、後ろの階段から誰かが上がってくる音がした。振り返ると、そこには俺の父さんがいた
「その謎、このスーパーミラクル天才の父さんが説明してやろう!」
仕事に行ってたはずなのに、どこからともなくやってきた父さん。しかも若干きめつけてるし。ちなみに父さんは科学者なのだが、なぜポテトが爆発したのか説明がつくのか?
「実は、父さんも爆発の原因はわからん!」
「じゃあ、くんな」
「もう、洋介はツンツンしてるなぁ!父さん悲しいぞ!だがな、このポテトは、爆発ジャガイモと呼ばれるじゃがいもから作られたポテトフライということはわかっている。食べても害はないが、投げたら爆発するといわれている。しかし、爆発する原因はよくわかっていない。だが、爆発ジャガイモは、最近戦争が行われている国の兵器として使われている危険なジャガイモだ。なぜそんなポテトフライが製造されているかはよくわからない」
何だよ、結局は科学者のように説明するなぁ。どうやらそのギャップに母さんはほれたんだそうな。
「な?父さんすごいだろ?」
「うぜぇ」
横で広人がまぁまぁと、つぶやく声が聞こえた。仕方なく暴言を吐くのをやめると、父さんがにやりと笑った
「じゃあ、早速、その爆発ジャガイモが取れる畑に行こうか!」
俺と広人は急に父さんに腕をつかまれ、無理やり車にのせれられ、その爆発ジャガイモの畑に行くことになった・・・・
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