暁 〜小説投稿サイト〜
絶撃の浜風
外伝 赤城編 03 一航戦暗黒神話T
[4/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
は看過出来ません・・・・きちんと話してもらえませんか?」





「言っただろう。貴様と話す事など何も無い。失せろっ!」





「ああ、そうですか・・・・じゃあ、仕方ありませんね・・・・」





「赤城ちゃん、ダメッッツ!!」











鳳翔が止める間もなく、赤城は執務室の中で《艤装展開》をした






「・・・ばっ・・・何のつもりだっ!」



「いえ、あなたがあんまり聞き分けがないんで、もう面倒になりました。・・・・要はあなたが元凶なわけですよね?」




そういうと、赤城は零戦52型を10機発艦させ、提督の上空を旋回させた




「少しは話す気になりましたか?・・・いえ、別に話していただかなくても結構ですよ。その足りないおつむに風穴が空くだけなので」



「で、できるものかっ! アドミラル権限があるのだぞっ! 手を出せるわけが・・・・」




------ZZDaDaDaDaDaA---DaBudda--budda----dadadadadadadadadadada--da----------!!!!




間髪入れずに52型の機銃が提督の帽子を跳ね飛ばし宙に舞う・・・帽子は床に落下するまでの間に無数の機銃掃射を受け、文字通り消滅した



「ひ、ひいいい〜っ!!!」



頭を抑え、その場にうずくまる提督



「アドミラル権限て・・・そんなもの、大した拘束力はありませんよ。知らなかったんですか?」



「・・・え?」



「要は、貨幣通過みたいなもんですよ。価値があると信じ込んでるから意味が付与されてるだけで、あんなもの、只の紙切れですから・・・・さてと」






 貨幣通過のようなもの・・・そう赤城は一蹴したが、現実問題として、その貨幣を捨てられる人間などそうはいない・・・・その身を常に生死の狭間に置いている者にしか、それは出来ない事である






「警告はしました。次はあなたの頭がこうなりますが、どうします?」



「な、なぜだっ!!なぜ貴様はこんな事を・・・!! 殺す気かっ!!」



「頭を吹き飛ばしたら、大抵は死ぬんじゃないでしょうか?」



「ひいいいいい〜っ!!! や・・・っ・・・ま、待ってくれっ!!! わかった、わかったから、やめてくれ〜っ!!!」



「・・・はじめから素直に言えば、死なずに済んだんですよ」





既に提督の運命を過去形で話す赤城に、提督は心底震え上がった





《ひっ・・ぃぃ・・、マジで殺す気かこいつ・
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ