第二章
[8]前話
吉能は大輝に昼は自分が作った弁当、野菜や魚やササミをおかずとしたそれを手渡して食べさせた。すると。
夫は徐々に腹が小さくなっていきコレステロール等もだった。
「いや、この前の健康診断でね」
「よくなったわね」
「そうなったよ」
「そうでしょ、毎日外食でよ」
「ラーメンやハンバーガーや牛丼はよくないわね」
「それにあなたお家でポテトチップスとかジャンフクフードもよく食べてたけれど」
こちらもというのだ。
「果物にしたでしょ」
「飲みものも炭酸から牛乳や豆乳にしたね」
「食べものに気をつけないと」
「いつもジャンクフードじゃ駄目だね」
「そうよ、太るし」
そうもなってというのだ。
「コレステロールとか脂肪にも悪いから」
「それでだね」
「時々にして」
そうしてというのだ。
「いつもは食べないことよ」
「そうすることだね」
「そうよ、じゃあお腹も小さくなったし」
夫のすっかり小さくなったそれを見て微笑んで話した。
「そろそろね」
「子供をだね」
「作りましょう、お腹が出てた時より動きやすくなったでしょ」
「身体の調子もよくなった感じだよ」
「だったらね」
「今夜からでもね」
「出来る様にだね」
「していきましょう」
妻は笑顔で言った、そうしてだった。
この日からはそちらも頑張った、すると翌年二人の間に男の子が出来た。大輝は健康になってそうしてだった。
子供も得た、それで妻に言った。
「これからも食生活はね」
「気をつけるわね」
「そうするよ」
こう言うのだった、そして妻が作った弁当を受け取って出勤するのだった。その弁当も非常に健康的であった。もっと言えば美味かった。
外食からお弁当に 完
2022・1・21
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