暁 〜小説投稿サイト〜
 作者(リョウヘイ)が好きな作品のキャラでエッチな話を書いていく。
 キリトがストレアに夜這いを仕掛けられる話。
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たんだ。それから俺は人と関わるのを止めてゲームにのめり込んでいった」
「……でもそれは仕方ないんじゃ」
「それだけじゃないんだ。俺は何の罪もない妹とすら関わろうとしなくなった。元々は従妹なんだけど妹は人懐っこくて俺の事を兄として慕ってくれていたんだ。でも俺は妹にも冷たい態度を取るようになったんだ。俺は勝手な感情で本来感謝するべき人達をないがしろにした最低な男なんだ……」


 俺は自身の胸に閉まっていた思いをストレアに話した。するとストレアは何も言わずに俺を抱きしめた。


「ストレア……?」
「キリトはずっと一人で苦しんでいたんだね。アタシは一人っ子でパパやママと仲がいいからキリトの気持ちを完全には理解できない、でもお姉ちゃんとしてキリトを助けてあげたいの」
「お姉ちゃん……?」
「うん。キリトはお兄ちゃんだから中々甘えたりできないでしょ?特にキリトくらいの年の子だと素直に甘えられないもんね。だから今だけはアタシに甘えてほしいな……」


 ストレアは俺の頭を撫でながらそう話した。俺は何も言えずにただ頭に置かれた彼女の優しい手の感触を感じていた。


 それからしばらくストレアの温もりを感じていたが、俺は恥ずかしくなってストレアから離れた。


「キリト、どうしたの?」
「いや、気持ちが落ち着いてきたら恥ずかしくなってきて……」


 何せお互いに下着姿になっているから落ち着いた途端に恥ずかしくなってしまった。


「あはは、そういえば夜這いしにきたんだったね」


 ニコニコと笑うストレアを見て俺もクスっと笑みを浮かべた。そして俺は一つの決心を付けた。


「ストレア、ありがとう。俺は今まで自分なんて生きている資格もないって思っていた。このゲームをクリアすることが俺への罰だとずっと思っていた」
「そんなことないよ、アタシはキリトに生きていてほしいもん」
「ははっ……君がそうやって言ってくれるのが何よりの救いになったんだ。だから俺もハッキリと想いを伝えたいんだ」
「……うん、聞かせてほしいな」
「ストレア、俺は君が好きだ。一人の女性として心から愛している。だから結婚を前提に付き合ってほしい」


 俺はストレアに手を伸ばして気持ちを伝えた。ストレアは嬉しそうにほほ笑むと俺の手を握り返してくれた。


「アタシもキリトが好き!世界で一番貴方が大好き!だからこれからもずっとアタシの側にいてね」
「ああ、勿論だ」


 俺はそう言って彼女と唇を重ねた。初めてのキスはとても暖かくて優しい味がした。


―――――――――

――――――

―――


「んちゅ……んんっ……」


 ストレアとベットの上でキスをしながらお互いを愛撫していく。ストレ
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