暁 〜小説投稿サイト〜
 作者(リョウヘイ)が好きな作品のキャラでエッチな話を書いていく。
 キリトがストレアに夜這いを仕掛けられる話。
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「うん。一層で出会った時に助けてもらったでしょ。その時は明確に好きって思った訳じゃないんだけど一層のボス戦後にキリトがビーターとして悪役を演じた時の事を覚えてる?」
「……ああ、覚えてるよ」


 俺は一層のボス戦で悪役を演じた事があるんだ。詳しくは語らないがディアベルという元ベータテスターがボスにやられてしまい、その原因がベータ時代にボスが使わなかった刀スキルのせいだった。


 俺はその刀スキルを使うエネミーをベータ時代に見た事があるので反応できたが、それを見ていた攻略組の一人が俺に何故ディアベルを助けなかったと詰め寄ってきたんだ。


 更にはベータテスターは敵だと騒ぎ始めこのままでは攻略組が信頼関係を築けなくなりゲームの攻略が不可能になってしまう、そう思った俺は攻略組の面々を罵倒した。


 俺が悪役になって憎しみを一辺に集めれば少なくとも今は攻略組がバラバラにならなくて済むと思ったからだ。


 そして一人で二層に向かおうとした際、ストレアが一緒に来ようとした。俺は驚いたよ、だって今俺と一緒に行動すれば俺の仲間だと思われるからだ。


 現にストレアの行動を見てアイツもビーターの仲間じゃないかと言う奴が出てきた。


 俺は否定しようとしたが彼女はそれよりも先に肯定した。その後俺は彼女を連れて二層まで逃げた。


 そしてストレアに何であんなことをしたんだ!と詰め寄ると彼女は笑みを浮かべてこう言った。



『だってキリトの相棒でしょ、アタシ』


 俺はそれを聞いて泣いてしまった。味方なんていらないと思っていたのに、この子は俺の為に多くの人間に憎まれる道を選んでくれたのかと思ったからだ。


 思えばあの時から俺はストレアに惹かれていたのかもしれない。


「アタシはキリトが好き。世界で一番大好きなの。一緒に冒険していてその想いはどんどん強くなっていった。もう我慢できないくらいに……」
「ストレア……」
「キリトはアタシの事嫌い?嫌いなら直に止めるよ、アタシはキリトに迷惑はかけたくないから……」


 ストレアは悲しそうにそう呟いた。


「……違うんだ、ストレア。俺は君が好きだよ、君と同じくらい俺はストレアが好きなんだ。でも俺は君に相応しい男じゃない」
「……どうしてそう思うの?」
「聞いてくれ、ストレア。俺の過去を……」


 そして俺はストレアに過去の事を話し始めた。


「俺と両親は血がつながっていないんだ。俺は幼いころに実の両親を事故で失って従妹だった今の両親に養子として引き取られたんだ」
「そうだったんだ……」
「でも俺はそれを知らなくて両親を本当の父親と母親だと思って生きてきた。でも前にこのことを知った俺は裏切られたと思っ
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