暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
専用機だ!
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るのにウロウロしてたことで怒られちゃったらしいんだ」

 「その先輩達、落ち込んでるだろうなぁ」

 「ううん、実は逆なの」

 「は?逆ってどういう・・・」

 「その先輩がた、なんとしても拓夢君に会うんだって張り切っちゃったみたいで、今晩にもまた押しかけるらしいよ。しかも今度はドア以外から・・・」

 鳥肌が立った。
 え、ドア以外?!まって何でそんなことする気なんだよ!普通にドアから来てくださいよ!
 いや来ないのが一番いいんだけどね。

 「ドアから行ったんじゃ、きっと織斑先生に見つかっちゃうからって。拓夢君の部屋、織斑先生の部屋に近いらしいよ?」

 「そうなの!?うわ全然知らなかった」

 そうか、朝のあれって部屋が近いから俺が外に行ったの分かったのかな。
 じゃないとあんな朝早くから、千冬さんがグランドなんかに来ないもんなー。

 「てか、清香はなんでそんなことまで知ってるのさ?」

 「いやぁ、ルームメイトが新聞部に入部したらしくてさー。そこの先輩が凄く情報通で、交換したんだって」

 「交換?何と何を」

 「拓夢君の情報と、最近の噂話いろいろを」

 「俺の情報!?」

 「ちなみに、拓夢君の情報は私からその子に・・・」

 「売ったの!?」

 「いやぁ、デザート三日間おごりには勝てなかったよ〜」

 なんとまぁ、俺の情報が駄々漏れだった。
 その価値三日間分のデザート。とほほ・・・。

 「で、どこまで話しちゃったんだよ」

 「ん〜、でもそんなに言ってないかなぁ。性格とか話し方とか、可愛い妹さんがいるってこととか」

 「まぁそれなら問題ないか。・・・って、なんで妹居ること知ってんの!?」

 「君が、昨日のお昼休みに教えてくれたんだけど?ちょっとのろけた具合に」

 「あー、そういわれれば言った気がしないでも・・・」

 「拓夢君ってさぁ、割と記憶力悪い?」

 「面目ない」

 実際のところ、そこまで気にしてないことは忘れてしまう。
 集中すれば思い出せるけど、大抵どうでもいい事だから、そのままにして忘れるってのが多いんだ。
 確かに昨日、昼に弁当食べてるときにそんな話をした気がする。
 アドレス交換したときだったような・・・って

 「アドレス!・・・まさかアドレスは教えてないよな!?」

 「いくら私でも、デザートに釣られてアドレスは教えないよー。さすがにマズイしょ」

 「ああ、マズイわ。流されたら間違いなくメールパンクするって」

 「あははっ、だよね〜」

 笑い事じゃない。
 きっと当事者になれば清香も分かるはずだ。
 だって授業合間の休み時間でこの騒ぎだぞ?時間無制限のメールなん
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