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東方六神伝
第一話 日常
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手に持ったココアを近くの机において言った
剛「あぁ いやさ さっき男が来たんだその男がさ白純をサーカスに売ってくれって言ったんだ
そりゃ断ったけどなしつこいから簡単な魔法で脅してやったんだけどさバカにされて怒って俺を殴ったんだ
バカな男だその後調子に乗ってヴァンにも喧嘩を売ったんだ後は分かるだろ?」
イアン「男 ぼこぼこ 怪我直す でも 剛 先」
そう言って剛にも同じように怪我を治した後にどたばたと一階に降りていった
剛(魔法ってのは人を殺すもんかと思ったがやはり違うな・・・・・)
ココアはすっかり冷め 窓からスズメが元気に飛び回ってやがて遠くにいってしまった
剛は窓の前に黄昏ていた

剛「・・・・・さぁて仕事すっか!」




その頃町外れの帰り道
雨はさっきよりも多く降っているがその雨にも負けないくらいに元気な子供が歩いていた彼は白純
一見普通の子供だが濡れた頭に犬の耳が濡れぴったりくっついている彼は獣人と女神の間に
生まれた半獣人 耳と尻尾は濡れているが普段はピコピコ動いているイアンと違い感情を表現する
らしいその可愛らしい仕草は愛玩種の犬を思わせるがしっかりとした戦士だ彼は固定属性魔法型だが
少し違っていたバックに入っている一緒に買ったご褒美にウキウキしているようだ
白純「〜〜〜♪」
ある程度歩くと少し古い屋根があるそこで一旦雨宿りしながら一緒に買ったご褒美を食べるとするのだろう
しかしそこには先客がいた
白純「お姉さんはそこで何してるの?ここは人があまり来ないしバス停もないよ」
?「そう?ならこの雨・・・止まないかしら」
白純は直感的にこの人を助けてあげようと思った
回想 「いいか?困った人がいれば真っ先に助けるんだぞ? それがビックな男の近道だ」
「うん!!分かった ヴァン!!」
白純「分かった!お姉さんこの雨はきっとやむよちょっと待ってて」
白純は建物の裏側にまわり魔法を唱えた右手に紅い水晶が宿り白純のまわりをくるくる回っている
そして紅い水晶は白純に掴まれ空に投げられ雲に入っていった
その時雲は一瞬で消え去り晴天の太陽が覗いた
白純はまた戻ってきたお姉さんに会いに来た「お姉さん晴れたよ!!」
そこにいたのはさっきまでの格好ではなく紫をベースにしたへんちくりんな格好だった
?「あなた・・・面白い事するわね?・・・私は八雲 紫貴方は?」
白純「うん 僕 白純 ファインよろしく僕は急いでいるからね」
その時ファインは右手を握られた「行かせないわ フフフ可愛いわね濡れた格好だったら風邪をひくわだから私がいいところに連れてって あ げ る」

白純は紫に手を引かれスキマにおちていった


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