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『外伝:赤』崩壊した世界で大剣豪とイチャコラしながら旅をする
☆柵-しがらみ-
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がじれったいのか気持ちがいいのか、武蔵は早くしてと言わんばかりに体をくねらせ、耐えている。
「可愛いな。」
「恥ずかしいから…言わないで…?」
「いいや言うね。お前ばかり素直になるのはフェアじゃない。これからは俺も思ったことを素直に言う。快感に悶える武蔵は可愛い。それだけだ。」
「ーーーーっ?」
そうして俺と顔を合わせているが恥ずかしくなってきたんだろう。
彼女は腕で目元を隠そうとするが、そんなことは許さない。
「俺を、見ろ。」
「!」
腕をどかす。
武蔵の目を見る。
俺を映している、銀色の眼。
「目をそらすな。視線を隠すことも許さない。言いたいことがあれば面と向かって言え、感じているのならそうだと俺の目を見て言って欲しい。」
「…。」
こくり、とそう頷く。
「動くぞ。」
ゆっくりと腰を動かす。
そうすると武蔵は僅かに声を漏らし、そして俺の首へと腕を回した。
「…それでいい。」
求めているのなら、求めて欲しい。
そのまま彼女は俺を引き寄せると、唇を重ねる。
「…。」
伝わってくる体温。口をこじ開け、彼女の舌が入り込む。
唾液で汚れるくらい別に何も気にしない。
「はっ…は、はっ…?」
「欲しがりさんだな。武蔵は。」
上と下、
それぞれが繋がって武蔵は俺というものを求めている。
欲しいと目が訴えている。身体がそう伝えようとしている。
だったらここは男として、マスターとして欲しいものをやらないといけいないだろう。
「あっ?くぅっ??」
「これがいいか、」
ゆっくり入れていき、ゆっくりと時間をかけて抜いていく。
早くするのもいいかもしれないがそれではあくまで自分が気持ちよくなるだけだ。
「まだまだだぞ武蔵。お前の欲しいもの、いくらでもやる。」
「うん…欲しい…大和くんの…全部欲しい…から…。」
日はまだ高い。
まだまだやれる。
日が暮れても、夜が更けても、朝日が昇ったとしても、
お前が欲しいというのならどこまでもその期待に答えよう。
?
「ん…んっ、んんっ?」
それから、何時間経ったろうか。
「…。」
「だめ、これがいいの…?」
素直になれ、俺はそう言った。
そうしたら武蔵は本当に素直になった。
日が暮れ、夜も更け、そうして朝日が昇った。
どれほどやったろうかと壁掛け時計にちらりと目をやってみれば長短どちらの針も12を指していた。
大体…24時間か。
「武蔵。」
「なぁ…に?」
「時計を見ろ、俺達はもう24時間こうしているみたいだ。」
「そうなんだ…。」
武蔵の脚が腰をしっかり固定する。
これが噂のだいしゅきホールドというやつだが、別に俺は時間のこ
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