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『外伝:赤』崩壊した世界で大剣豪とイチャコラしながら旅をする
☆柵-しがらみ-
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に見立てたりしましてね…。」
「武士の魂と言っている物を舐めたりするのか…?」
「…。」
「しらばっくれても無駄だ。それに昨晩、どうしてお前は俺に乗っかっていた?何をしようとした?何をしていたんだ?」
と、疑問になっていたこともついでに話していく。
悪夢から目覚めた先には、俺に乗っかっていた武蔵。
普段から一定の距離を保っているのに、何をしようとしていた?
次々と証拠を叩きつけ、何をしていたかを吐かせる。
気分はまるで取り調べ中の刑事だ。
「言わねば
令呪
(
これ
)
を使う。」
「まっ、待って!!そんなくだらない事のために貴重な令呪を使わないでよ!!」
「くだらない?くだらないのか?どんなくだらない事なんだ?教えてくれ武蔵。」
「…。」
「令呪をもって命ずる…武蔵、素直になー…」
「………した。」
令呪をちらつかせたところ、俯いた武蔵はものすごく小さな声で何か囁いた。
「なんて、言った?」
「よ……してました…。」
「令呪をもって命ずる。武蔵、恥ずかしがらずに大きな声で言っ」
「夜這いしてました!!!!!!寝てる大和くんを襲ってました!!!!」
と、衝撃的な事実。
そういったことには抵抗があるように見えたのに、実は俺の知らないところで夜這いをしていたとはちょっとビックリだ。
そういえば…ほんのちょっと昔魔力がうまく扱えないせいかよく分からんが勃起してしまうことがあった。
最近しなくなったのは修行をして心身ともに鍛えられたからだと思っていたがまさか、
発散していたのは…武蔵か。
「だってしょうがないじゃん!!人が寝てる横でその…アレだけ勃ってるんだもん!本人は寝てるのに!!しばらく眺めててもちっとも収まる気配はしない!!このままじゃよくないかなーなんて思ってたらその…なんか。」
「そういえば、昔言ってたな。」
以前、言われたことがある。
溜まってどうしようもなくなって、仕方なく武蔵に口で処理してもらった時だ。
「まあこうなったら、言って。弟子の性欲をなんとかするのも師匠の務めですから、」と。
「何も悪くないさ。お前はお前でやれることをやろうとしたんだから。」
「そ、そうなんだけど…。」
「他に何かあるのか?」
そう聞くと武蔵は、一旦離れてからぼそりと呟いた。
「強く…なる?」
「そう…なの。身体を重ねれば重ねるだけ、大和くんとまぐわった分だけ強くなってる…気がするの。実際身体は軽くなるし、有り得ないほど動けるし、刀の腕だってどんどん洗練されてる。こんなふざけた話ある!?」
確かに、あまりにもふざけた話だが本当なのだろう。
武蔵の腕前は普段から稽古を付けてもらっている俺がいちばんよく知ってる。
性交せざるを得ないくだらないような後付くさ
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