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『外伝:赤』崩壊した世界で大剣豪とイチャコラしながら旅をする
☆柵-しがらみ-
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「こうするのも随分と久しぶりだな。」
「…。」
割と抵抗するかと思ったが、キスをすると武蔵はたちまち大人しくなった。
俺になにかしてあげたい、というのは本当らしい。
「最初にした時の事、覚えているか?」
「…。」
「あの時は酔った勢いでって感じだったが、今はお互いシラフだ。」
「…そ、そう、ね。」
「恥ずかしいのは俺もそうだ。嬉しい半面、心臓の鼓動が早くなって胸が熱くなるのを感じるよ。」
そう言いながら、掴んだその胸を優しく揉んでいく。
「その…もう少し強引に…。」
「断る。女性の身体だ。優しくしてやらないと良くないだろ?」
「そんなこ、あっ、くぅっ?」
ツンと勃った乳首を指先で弾いてやると、普段からは考えられない可愛らしい嬌声が漏れた。
「…弱いのか、ここ。」
「別に、弱くなんか…っ?」
俺から目をそらす。
1度弾いたあと、今は乳輪の辺りに指先をくるくると這わせている。
じれったくてもどかしいんだろう。いや、実際そう感じてもらうようにしている。
「触って欲しい。そう言いたげにかたくなっているな。」
「言わなくて…いいから。」
目をそらしながらやや反抗的だが、身体は正直だ。
もっと触って欲しいと求めている。そう、欲している。
「俺に対する労いの為、だったか。」
「そう、だけど…。」
「じゃあもっと素直になって欲しいな。そんな嫌な顔されると俺だって触りたく無くなるさ。」
と、俺は少し意地悪なことを言ってみる。
ハッとなる武蔵。そして少し悩んでから…。
「さ………です…。」
「…?よく聞こえないぞ。」
「触って欲しいです!!もっと触ってください!!大和くんの手で触って!!」
令呪でもチラつかせてみようかと思ったが、今日の武蔵は思いのほか素直だ。
こんなふうになるのなら、もっと早くこうしておけば良かったのではないか?
武蔵だって女性の身体をしている。
無駄という概念の無い、そして出ているところはしっかり出ている非のつけようのない完璧な身体。
俺だって男だ。
そんな身体の美女に24時間隣にいられれば欲情だってするし、そういったものも溜まる。
これだと、今まで我慢して溜め込んでいた自分がすごくバカみたいだ。
「わかった。触ろう。だが少し姿勢を変えてもいいか?」
「…。」
そういい、俺は武蔵の上からどくと、隣に座って膝を叩いた。
「ここに座って欲しい。」
「そこって…。」
「俺の膝の上だ。今日はお前に何をしてもいいんだろう?」
押し倒されていた武蔵はゆっくりと起き上がり、何か戸惑うような仕草を見せたが首を振って何かを振り切ると、決心したように俺の膝に座った。
「こ、これでいいの…。」
「ああ、それでいい。
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