暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
初食堂!
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「ふっふっふ・・・」
朝、天気は晴れ。
まだすこし肌寒いが、それも今は気にならないくらい体が温まっていた。
昨日、妹の恐怖に疲れた俺は直ぐに寝ることにした。
個室ってことだから同居人は当然無くて、直ぐに部屋の鍵をかけてベッドにダイブ。
思ったより体は疲れていたみたいで、直ぐに夢の世界へ旅立った。
まぁ、その夢でも妹が出て来たんだけどな・・・・・。
叫びながら目覚めたのは早朝4時。
普段から5時前には目を覚まして、ロードワークをこなしていたからその習慣で早起きが日課だ。
おきて直ぐにジャージに着替える。靴はトレーニングシューズ。スパイクがついている物ではなく、ゴム製で軽い奴だ。
「さ、流石にやりすぎたか・・・?」
いつもは大体10キロほど走っているんだけど、今日は初めてのコースってことで感覚が分からない。
そもそも学内を走り回るのは気が引けたので、グランドのトラックフィールドを使わせてもらっているんだが。・・・ここ、一周なんメートルだっけか?既に6週くらいしてるんだが。
頭から滝のように汗が流れる。
俺のロードワークってのはダッシュ&ジョグの繰り返しで、一定距離を進んだらその場でシャドーをやるっていう内容。
ボクシングの試合は体力勝負。四回戦の俺は、一ラウンド三分を四ラウンドやるから、実質試合時間は十二分。
時間だけ聞くと、なんだ、そんなもんかって思うかもしれない。てか、俺も最初はそう思っていた。
だけど実際試合をやるとなると大変だ。体感時間はまるで違う。
ジム主宰の合宿に参加したときは酷かった。
プロボクサーで、10回戦の竹さん。日本ランキング一位で今年の冬にタイトル戦を控えている彼とのスパーリングは地獄だ。
試合と時間は同じ、でもヘッドギアありでグローブは16オンスにもかかわらず、俺は一セットでゲロった。
内容自体は悪くなかったって言われたし、自分でもそこまでパンチを貰わなかったからダメージは少なかったんだ。でも、プレッシャーが凄い。
正方形のリングの中がまるで動物を閉じ込めている檻のように感じたのはあれが初めてだ。
大きなプレッシャーを受けると、そのぶん体力の消耗も激しい。
事実、俺は他の人より試合数が少なかった。会長の計らいで、減らされていたみたいだ。
だから帰ってきてから俺はトレーニングを増やした。
両足にアンクル、鉄の板を仕込むタイプ、をつけて走る。
最初は一枚。徐々に数を増やしていって、今では片足5キロ、両足合計で10キロの錘をつけていることになる。
「ふぅ〜・・・、朝からいい汗掻いたなぁ」
顔を振ると汗が飛び散る。
これ、近くに女子が居たら絶対出来ないわ。多分視線で殺される。
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