アイングラッド編
追想編
狂気の戦い、死神は怒り、終焉をもたらす
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
「失礼します、隊長」
「ああ……、どうした藍原。顔色悪いぞ」
入ってきた自分の副官は冷静沈着、ついでに冷酷無悲のクールな女性だ。
「統合幕僚長閣下、及び総帥閣下より召喚命令です。恐らく、政府からの指示かと……」
「……あの税金泥棒どもめ。わざと俺の苦手なやつ差し向けやがったな……」
副官に下がるよう指示すると、よろよろと立ち上って出かける支度を始める。
《ラフィン・コフィン討伐作戦》に代表される俺の犯した殺人罪は合計12件。死刑もいいところの大罪だ。
それを俺は馬鹿正直に報告したので、その件についての何らかの処罰が下るのだろう。
だが、俺は後にもこのことを後悔したことはなかった。
そしておれは新たな戦場へ旅立つ。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ