第38話
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の能力は全ての力を解放する。それはスーパー何とかも含めてじゃ。生まれついての潜在能力は同じでも肉体の強さや力の引き出しも悟林の方が上なんじゃから悟飯より強くて当然じゃ」
起き上がった老界王神の説明に誰もが納得する。
「…なるほど」
悟飯よりも強い力と聞いて完全な超サイヤ人2と超サイヤ人3が思い浮かんだ。
それに至れるくらいに強いなら悟飯より強くて当然だと言うのだろう。
「と、とにかく終わったなら急ぐぞ!オラの瞬間移動で地球に戻るぞ悟飯!」
「は、はい!…でも…」
「悪いね悟飯。私はあの世の人間だから行きたくても無理なの…これでもう悟飯やみんなに会うことはないよ。お前やみんながあの世に来るまでは…頑張れ悟飯。お父さんに迷惑かけないようにするんだよ。」
「姉さん…僕のこと昔みたいに信用してくれないの…?」
「子供の頃なら信用してた。お前はまだ勘が戻ってないんだから心配で仕方ない。信用して欲しかったら鈍らない程度の修行すれば?」
からかいながらそう言って悟飯の横を通りすぎると父親の悟空に抱きつき、悟空もそれを受け入れる。
「お父さん、悟飯をお願いね?あの子危なっかしいから」
「ああ、大丈夫だ。オラも出来るだけのことはするさ…死んでるおめえにこんなこと言うのも変だけどよ。元気でな」
「うん、死んだらまた会おうね」
縁起でもないが、2人が会うには悟空が死んであの世に行くしかないのでこう言うしかない。
悟飯は父親と自分の扱いの差に複雑な表情を浮かべていた。
そして悟空の瞬間移動で地球に戻った悟飯。
そして闘いの行く末を水晶玉で見つめる悟林。
「頑張れ悟飯…」
現世で一番強い戦士となった弟を応援する。
そして悟飯とブウの闘いが始まったのだが、結果として悟飯はブウには勝てなかった。
いいところまで行ったのだが、潜在能力を開放して強くなった自分の力に慢心してしまい、ブウに逃げられてしまう。
それだけならまだしも、次に現れたブウの挑発によって悟天達がフュージョンしてしまい、そのパワーと足りない頭脳を補うためにピッコロと一緒にゴテンクスが吸収されてしまい、一気に逆転されてしまう。
悟空も援護してくれているが、実力差もあって焼け石に水だ。
時間稼ぎをしようにも悟飯の動きは師匠であるピッコロを吸収したことで完全に見切られており、時間稼ぎすら出来ない。
「ま、まずいですよ悟林さん。このままでは悟飯さんが…」
「いや、最初の様子見の攻防の時に悟飯の攻撃は確かに効いていた。多分、そこまで隔絶とした実力差はない…悟飯の鈍りとブウがピッコロさんを吸収したからだ。あんの、馬鹿…」
魔人ブウの体質を考えればそれなりの実力差があればほとんど
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