暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンボールZ〜孫悟空の娘〜
第36話
[7/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
と言う悪夢のような光景に絶句する。

「(ご、悟空達が3人でかかってもまるで相手になっていない…このままでは全滅だ…!)」

しかもあれだけの攻撃をしたと言うのにブウは息が全く乱れてはいないため、誰がどう見ても悟空達の不利であった。

「う…く…」

3人の中でダメージが浅かった悟空が何とか立ち上がろうとするが、自分にかかる影に目を見開いて顔を上げると、ブウがニヤリと笑いながら悟空に手のひらを向けていた。

「消えちゃえ〜」

直後にブウが悟空に気弾を放った。

「うわあああああ!!」

まともに喰らった悟空は絶叫しながら気弾に飲まれて吹き飛ばされていき、ここから大分離れた場所で小規模な爆発が起きた。

「お…お父さん…」

悟林を含め、その光景を見ていた者が誰もが絶句する。

地球最強の男があっさりとやられてしまったことに。

「あ…ああ…」

「お父…さん」

悟天は父親がやられたショックで座り込んでしまい、悟飯もあまりのショックに呆けていた。

しかし、界王神が悟飯を担ぎながら悟林に向かって叫ぶ。

「孫悟林さん!孫悟空さんは私が助けます!」

悟飯を連れて悟空が吹き飛ばされた場所に向かう界王神。

それを見逃さないブウが界王神を攻撃しようとした時、ベジータと悟林がそれを気功波を放つことで妨害する。

体に風穴が空いてもすぐに損傷箇所を再生するブウに流石のベジータも苦笑を浮かべる。

「ちくしょう…強い上に不死身じゃ話にもならねえ…」

「あはは…本当にどうしよう…」

ダメージによって大分気が落ちている悟林とベジータ。

かつて闘ったセルの再生能力にも苦しめられたが、セルの再生能力はピッコロの再生能力と同じで体力と引き換えの物であり、ダメージは蓄積するからどうしようもない程ではなかったが、ブウの再生能力はセルの再生能力を鼻で笑える程に強力であった。

ブウは弱っている2人に襲い掛かろうとした時。

「「止めろーーー!!」」

ショックから復帰した悟天とトランクスが超化と同時にブウを蹴り飛ばした。

「ふ、2人共!?」

「大丈夫姉ちゃん!?」

「パパ、大丈夫!?」

怪我をした2人を心配する幼い子供達。

「ば、馬鹿が!何で出てきたんだ!」

助けられたものの、想像以上の怪物であるブウの前で2人の参戦はベジータとして望ましい物ではない。

「2人共、危ないから逃げて」

「嫌だよ!僕達だって闘えるよ!」

「そうだよ!このままだと2人共殺されちゃうよ!!」

悟林が逃げるように言っても幼い2人は聞き入れようとはしない。

そんな頑固な子供達にベジータは深く息を吐くと悟林に1つ尋ねた。

「おい、悟林
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ