第36話
[6/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
姉さん…!」
悟林が駆け寄って声をかけ、悟飯は目を開けると悟林がいることに安堵した。
「頑張ったじゃない。ほら仙豆」
「ぼ、僕より界王神様を…!僕より酷い怪我なんです…!」
「あ、本当だ」
死にかけの界王神に仙豆を与えて悟飯を任せると、チビッ子が隠れたのを確認して気を高める。
「何だ?お前達…ブウと遊びたいのか?」
「そうだよ、私達が君の遊び相手だ」
油断せずに構える3人。
遊び相手が出来たブウは嬉しそうに笑って…駆け出した。
「「「!?」」」
「どーん!!」
「「「がっ!?」」」
ブウの突進をまともに喰らった3人は勢い吹き飛ばされながらも空中で体勢を整えて更に目付きが鋭くなる。
先程の一撃でブウの底知れぬ何かを感じた3人は更に気を高めてブウに突撃する。
「だあああ!!」
「うおりゃあああ!!」
「はああああ!!」
3人がかりでの猛攻。
流石のブウも3人がかりでの攻撃には手も足も出ないのか一方的に攻撃を受けている。
攻撃からベジータが抜け、悟空と悟林が絶え間なく攻め続けると、少しの間を置いてベジータの怒声が飛んだ。
「退け、貴様ら!ファイナルフラーッシュッ!!!」
その声に応えるように2人が距離を取った次の瞬間、ブウの体を金色の気功波が飲み込んだ。
ベジータの最大出力のファイナルフラッシュがブウに直撃したのだ。
「やった!相変わらずベジータさんの技は凄い威力だなー」
「まともに喰らったぞ!」
悟林と悟空も笑みを浮かべながら様子を見る。
チビッ子達もブウを倒したと思ったのだろうが、別の離れた場所にいる界王神と悟飯の表情は険しい。
下半身が吹っ飛んだブウは顔だけ動かすと笑いながら下半身を再生した。
「いっ!?元に戻っちまったぞ!?」
「再生…まるでセルみたいだね…」
「不死身か…奴は…」
再生を終えたブウは体を動かすとピタリと止まってこちらを見た。
ブウが笑みを浮かべた次の瞬間に悪寒が走る。
「ちょっと…痛かったぞ…へへへ…お前らなんか…」
怒りが籠った低い声とどんどん膨れ上がっていく気に全員の体が硬直する。
「あ、あいつ…どこまで気を上げやがんだ…!?」
「化け物め…!」
「や、やばい!みんな、逃げ…」
「嫌いだーーーっ!!!」
ブウの気が広範囲に放出された。
強烈な気爆破に咄嗟に防御体勢に入ったものの、抗うことも出来ずに3人は吹き飛ばされる。
ブウの強烈な気爆破をまともに受けた3人は死は免れたものの、かなりの深手を負ってしまう。
ダーブラの石化から解放されたピッコロも超サイヤ人2の3人が雑魚扱いされている
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ