第36話
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ああ…!」
髪が更に逆立ったかと思えば髪がどんどん伸びていく。
そして一気に気合いを入れて戦闘力を超サイヤ人2とは別次元の戦闘力へと上昇させ…ようとした直後に別の場所から凄まじい気が爆発して全員の気が逸れてしまうのであった。
悟飯はダーブラの攻撃で意識を失ったものの、魔人ブウ復活による気の放出の影響で意識をすぐに取り戻すことが出来た。
「くっ…」
現れたブウは太っちょで、桃色の肌の魔人。
見た目はどこかコミカルだが、ブウの放つ気の強さに体が強張る。
悟飯が感じるブウの戦闘力はどうしようもないと言うほどのレベルではない。
悟飯が万全の状態で超サイヤ人2に変身さえ出来れば充分対処出来るレベルであった。
変身出来ればであるが。
今の悟飯はダーブラの攻撃でボロボロであり、修行不足による鈍りで超サイヤ人2への変身が出来ないのだ。
万全の状態でもある程度の怒りがなければ超サイヤ人2にはなれないのでこの状況は絶望的である。
そしてブウの怒りを買ったダーブラは更に気を上げたブウによって瞬殺され、それを見た悟飯は驚愕する。
自分では勝てない。
それを感じた悟飯は自分よりも強い3人がいる場所に界王神を連れて逃走しようとしたが、ボロボロの悟飯ではブウにあっさり追い抜かれてしまい、蝿を払うかのように叩き落とされた。
そしてブウの更なる気の上昇を感じ取った残ったサイヤ人達。
「何なのこの馬鹿でかい気は…?」
「とんでもねえ気だ…悟飯の気も小さくなってやがる…」
「チッ…悟飯め…怠けていやがるからそうなるんだ…」
ただ事ではないと判断した3人は戦闘を中断する。
「お父さん、仙豆は?」
「後2粒だけだ。」
布袋から取り出した仙豆の数は2粒だけだが、これくらいのダメージの回復には充分だろう。
「じゃあ、半分に出来るね…お父さん。瞬間移動お願い、トランクス君と悟天は…」
「俺も行くよ!」
「僕も!」
悟林が言い終わる前にトランクスと悟天が立候補した。
「えーっと、2人にはお母さん達の所に戻って欲しいんだけど」
「えー、俺達の強さは悟林さんも分かるよね」
「うんうん、絶対に姉ちゃん達の邪魔にはならないよ」
「いや、でも……危ないしなあ…でも置いていっても来そうだし……気を消して隠れてるなら良いよ」
このチビッ子達の性格を理解した悟林は隠れてるのなら連れていくと条件付きで承諾した。
「よし、みんなオラに捕まれ!」
2粒の仙豆を半分にして飲み込み、残りの半分のみを持って全員が悟空に触れるのと同時にブウの元に瞬間移動する。
そこにはブウとボロボロの界王神と悟飯がいた。
「悟飯!」
「ね、
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