第34話
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っごく可愛かった。クリリンさんみたいに人懐っこそうな顔立ちだったね」
「そうだろ可愛いだろ?良い歳になってから生まれたのもあるけど可愛くて仕方ないんだよ」
デレデレと幸せそうなクリリン。
そんなクリリンに18号は溜め息を吐くものの、悪くなさそうな表情である。
途中で悟飯が友人を探しに行き、取り敢えず大人と子供に分かれるようなので悟林はトランクスと悟天を引き連れて行こうとする。
途中で悟飯がビーデルと共に戻ってきた。
「おや、悟飯。その女の子がお友達なの?へー、意外に悟飯も学校生活満喫してるじゃない。悟飯、紹介してよ」
「クラスメイトのビーデルさんだよ姉さん」
「姉さん!?あなたお姉さんは死んだって…」
「うん、私は7年前に死んじゃったんだ。だから頭の上に輪があるの」
「な…何者なの…あなた達って…」
「んー、普通より強い武道家だよ。それじゃあ悟飯、最低でも5位になれることを祈ってあげるよ。どうせお父さんかベジータさんに当たって敗退がオチだろうけど」
からかうように言うと悟飯は悔しそうにしながら叫んだ。
「ね、姉さんがいなかったら僕が3位くらいになれる可能性があるんですからね!」
「それって私がいないから命拾いしたって言ってるようなもんじゃない。このお馬鹿」
「いった!?」
頭を殴られ、鈍い音と共に悟飯が地面に沈んだ。
その威力にビーデルは目が飛び出そうになるくらいに驚いている。
「それじゃあ、ビーデルさん。おかしな格好してるけど私の弟をよろしくね?悟飯、ビーデルさんに迷惑かけるんじゃないよ」
「は、はい…」
悟天とトランクスを引き連れて子供の部に向かう悟林であった。
「…大丈夫?悟飯君?」
地面に沈んだ悟飯を引っ張り上げるビーデル。
「だ、大丈夫です…」
殴られた頭を擦りながら悟飯は起き上がった。
軽く殴ったつもりなのだろうが、信じられないくらいに重い一撃であった。
セルとの闘いの時よりも遥かに強くなっていることを身を以て感じた悟飯である。
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