第25話
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えてくれているからな…お前の強力な生体エネルギーはかなり魅力的だが…」
「悟林には指一本触れさせんぞ…尾に気を付けろ、この町の人間達はそいつで消されたんだ…」
怪物を睨み付けるピッコロの気の圧力が更に増した。
凄まじい殺気を怪物に向けている。
「ピッコロさん、何故こいつから父さん達の気を感じるんですか?」
「未来の悟飯、その理由は後で話す。こいつを片付けるのが先だ…」
「片付けるだと?そう上手く行くと思うのか?」
怪物の言葉にピッコロは冷徹に言い返す。
「この状況ではお前にとても勝ち目があるとは思えんがな」
「確かにこの場は退散するしかないだろうな」
「逃がしはせん…もうさっき程度のかめはめ波ではどうしようもない」
ピッコロの言葉に悟林が反応した。
「かめはめ波!?こいつはお父さんの気を感じるだけじゃなくてかめはめ波まで!?」
「かめはめ波だけではないぞ孫悟林。その気になれば元気玉やお前が孫悟空から伝授された界王拳も多分出来るだろう」
「元気玉や界王拳まで知ってるなんて…お父さんが聞いたら驚くかもね…」
悟林の言葉に怪物が反応する。
「ほう…お前の父親は生きているのか?」
「勝手に殺さないでよ」
悟林の言葉に怪物は笑みを浮かべた。
「そうか、まだ生きていたか…やはり私の知っている歴史とは些か違ってきているようだな…17号・18号は必ず手に入れてみせる!お前達には私が完全体になるのを邪魔しようとしてもどうにもなるまい!17号達と少しはマシに闘えるのがピッコロ1人ではな!」
「完全体…?」
悟林が呟いた直後に怪物は技の印を結び、それにすぐ気付いたが遅かった。
「太陽拳!!」
発する言葉と共に怪物から眩い光が放たれた。
それを回避する事が出来ずにその光を受けてしまい、それによって目は眩み視界が遮られてしまった。
「く…そ…」
激しい光で目の眩みは中々取れず、眩んだ状態でトランクスや未来悟飯達は辺りを見回す。
「しまった…逃げられた!!」
「逃げるな卑怯者ーっ!!」
未来悟飯と悟林が怪物が逃げたことにそれぞれ叫ぶ。
「畜生!た…太陽拳は天津飯の技じゃなかったのか!」
「ピッコロさん、太陽拳はそれほど難しい技じゃありません。悟飯さんや未来の悟林さん、俺も使えるんです…」
太陽拳は気の力で全身を発光させる技。
気のコントロールさえ出来れば簡単に出来る技なのだ。
トランクスの説明にピッコロは舞空術で飛び上がった。
「気も感じない…あいつ…気も消せるんだ…」
あいつは危険だと、悟林の本能が訴えていた。
しばらくすると上空で探していたピッコロが悟林達の前に降
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