第25話
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カメハウスを飛び立ってどれくらい経つだろう…トランクスが新たな気を感じる。
それは想像もつかない位大きな気だった。
「ま、また新たに凄まじい気が…!もう1人何者かが現れた…!それも知らない奴が…」
「これ、ピッコロさんじゃないかな?」
「え!?し、しかしこの気は…」
ピッコロとは既に出会ってるがその時の気とは全く別物であり、なのに何故悟林はこの気をピッコロと言うのかトランクスは理解出来なかった。
「多分、クリリンさんが言っていたように神様と融合したんだ。」
未来悟飯がピッコロの不思議なパワーアップについて推測する。
「え…!融合…って、例の神様とですか…!?元々1人から別れたって言う…」
「ああ…やっぱり凄いな…ピッコロさんは…」
未来悟飯が尊敬している師匠の超パワーアップに表情を輝かせた。
「(す…素晴らしい…!…ここまでパワーアップ出来るものなのか…)」
神との同化により手に入れた力はトランクスの想像を遥かに超えたものだった。
「もしかしたら今のピッコロさんなら人造人間を倒せるんじゃないかな?」
悟林はピッコロの気にそう感じた。
その時大きな衝撃波が悟林達の所まで届いてくる。
「いっ、今の衝撃波は…!?」
「何て強さだ…ピッコロさん…!」
遥か遠くの光を確認すると未来悟飯は拳を握った。
「姉さん!トランクス!急ごう!!」
「うん!」
「はい!」
自分達が力になれるのか分からないが、この目で脱け殻から出た化け物を確認しなければならないと未来悟飯は感じた。
そして自分のいた時代で自分が弱かったせいで死なせてしまったピッコロの助けになりたい。
「あれ…ピッコロさんの気が…急に減った…」
「…あの怪物が何かしたのかも知れませんね…」
悟林とトランクスがピッコロの気が急激に減ったことに気付く。
未来悟飯も当然気付いており、2つの気の様子を伺いながら闘いの起こっている場所に近付き、そしてその正体を確認した。
「やっぱりピッコロさんだ!本当に神様と合体したんだよ!!…そしてあっちの奴は…もしかして」
「多分あいつでしょう…!!例の脱け殻から出た…!!」
悟林の言葉に対して初めて見るその姿にトランクスはそうとしか思えなかった。
怪物はトランクスと未来悟飯の存在に気付いて2人を見つめていた。
ピッコロの近くに降りると怪物の姿を見る。
悟空やフリーザ達の気を持つ怪物の姿はあまりにも醜い姿でこの世の物とは思えない。
「うわあ、化け物だね…こいつ…」
「孫悟林か…」
「うわっ!喋った…何で私の名前を知ってるの?」
「知っているとも…私の中の孫悟空の細胞が私に教
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