暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンボールZ〜孫悟空の娘〜
第24話
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魔しまーす」

悟林達がカメハウスの中に入ると、そこには大人達がテレビを凝視していた。

それを見た悟林達は不思議そうな表情を浮かべる。

「お…お前達、こ…このニュースを見て答えてくれ…何があったのか…」

「ニュース?」

悟飯が不思議そうにするが、取り敢えず悟林達もテレビを観た。

「…ねえ…トランクスさん…」

「…はい…恐らくさっきの…」

「さっきのってなんだ?」

ヤムチャがトランクスに尋ねると深刻な顔をした。

「…俺達よりも更に未来から何者かがこの世界にやってきたみたいなんです…タイムマシンに卵の殻があって近くに大きな脱け殻がありました…」

「…その脱け殻から出た奴だってのか…?」

「多分そうだと思います…場所も近いですし…」

「よし、トランクス。行って調べてみよう」

「はい!」

「私も行くよ!」

未来悟飯の言葉にトランクスと悟林が向かおうとする。

「お、おい!大丈夫なのか!?」

「いくら超サイヤ人3人でも…」

「大丈夫です、例え中身がどんな恐ろしい奴でも逃げることくらいは出来ます。自分よりも強い相手との立ち回り方は人造人間との闘いで嫌と言うほど理解してますから…」

ヤムチャとクリリンが心配するが、未来悟飯は自嘲するように言うと外に出ようとする。

「ぼ、僕も行きます!」

「過去の俺はここに残るんだ。君は超サイヤ人になれない…もし中身がとんでもない化け物だった場合は君を庇いながら闘うことになる。そうなると俺達がやられる可能性が高くなるんだ…父さんを守る意味でも君はここに残るんだ」

「は…はい…」

未来の自分からの戦力外通告に悟飯は落ち込む。

それを聞いたチチは息子には悪いと思いながらも安心した。

どんなに修行して強くなっても悟飯はチチにとって可愛い息子だからだ。

「未来の悟飯ちゃんも気を付けるだぞ!?危なくなったらすぐに逃げるだ!悟林ちゃん達もだぞ!」

「分かっています。俺達はまだ死ねませんから」

「悟飯、私達がいない間は悟飯がお父さんを守るんだよ」

「では、俺達は行きます。大体の位置は分かりますから」

未来悟飯に続いて悟林とトランクスがカメハウスを出た。

そして飛び立とうと砂浜に出た時ありえない気を感じ、それに気付き悟飯達も外に出てきた。

「ちょっと待って…!何なのこの気は…!?」

その気は驚くべき事にたくさんの人間の気が混じっていた。

その中にはフリーザ親子、そして悟空やピッコロ、ベジータの気と悟林達が知る者の気も存在した。

「間違いない…フリーザとフリーザの父親の気だ…!」

未来悟飯が最も強い気の正体に気付く。

自分にとってはかなり
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