第18話
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のせいで悟飯は学者になれず、未来は荒れ果てているのだから3年後に倒した方が良いのではないかと思う。
「うーん、ようするにお母さんはお父さんが働いて家にお金を入れれば修行には文句はないわけでしょ?」
「「「え?」」」
悟林によって孫家の者達はパオズ山の悟林の修行場の1つであるかなり広い更地に引っ張り出された。
「ここは私の修行場なんだけど、ここが一番広いし、仕方ないからここを使おうか」
「お、お姉ちゃん。こんな所で何するの?」
「あ、悟飯。勉強ばかりでお父さんの昔話聞いてなかったね?ここを全部畑にするんだよ。素手で」
「あー、亀仙人のじっちゃんの修行かー。懐かしいなー」
「私達が競争しながら耕して畝を作って野菜を作るの。因みにルールは簡単。ビリの人はおやつと…夕飯抜き、そりゃ!!」
地面を殴りつけると地面に罅が入り、耕しやすくなった。
「よーし、競争しながらだって言うならオラも修行しながらやれそうだ」
「それじゃあ競争だよ、よーい!ドン!!」
悟空と悟林が凄まじい勢いで素手で土を耕し始め、チチと悟飯とピッコロはそれを見つめていたが、悟林からの怒声が飛んできた。
「こーらー!悟飯ーーーっ!!何をサボってるの!?ビリ扱いにして今日の悟飯の晩御飯は私とお父さんが全部貰うからねーーっ!!」
「ええ!?お姉ちゃんそれはないよーっ!!」
悟飯も慌てて参戦するものの素手での作業に慣れている悟空と単純に能力に差のある悟林には勝てずに結局ビリになってしまった。
そして今日の夕食。
「うーん、美味しいー」
「チチーお代わり」
「う…うう…ジュル…」
「ご、悟飯ちゃん…」
「……」
隅っこで猛烈な勢いで食事を掻き込む2人を涎を垂らしながら凝視するビリの悟飯。
ピッコロは水だけだが、悟飯の視線に飲みにくそうにしている。
「お仕事の後のご飯は格別だね」
「特にオラは久しぶりのチチの飯だからなー」
「ヤードラットでは何を食べてたの?」
「うーん、色々食わしてくれたけどよ。なーんか地球の飯に比べっとなー。まあ、美味えんだけどよ」
「明日は植える野菜のことを考えないとね。因みに雑草取りや野菜を採るのも競争だよ」
「おー、オラも負けねえかんな」
「でもこれだけじゃ物足りないよねー。ピッコロさんに頼んで重り入りの服を頼もうかな?手袋と靴とシャツで合わせて2tくらいの奴」
「うーん、もうちょっと重くても良いんじゃねえか?」
「そうだね、じゃあ倍の4tは?」
「そうだな、まずはそれくれえだな」
「うん、そうそうお母さん、これも修行だから悟飯に夜にこっそり差し入れなんかしないでね」
過酷な修行に
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