第17話
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瞬間、背負っていた剣を抜いて悟空に振り下ろすが寸止めする。
「…な…何故避けなかったのですか…?」
「殺気がなかったからだ。止めると分かっていた」
「…なるほど…では今度は止めません。良いですね」
「分かった」
剣を構える青年に対して悟空は人差し指を立てると気を集中させる。
それにより、同じ超化をし、そのエネルギーを乗せられた青年の剣を受け止める程の硬度となる。
青年の連?を指一本で捌いて見せる悟空に青年は距離を取って剣を鞘に戻すと超化を解いて笑みを浮かべた。
「流石です。噂は本当でした。いや…それ以上です…フリーザをも切り裂いた剣だったのですが…」
「おめえが本気じゃなかったからさ」
悟空も超化を解くと青年が口を開いた。
「それでは全てをお話します。これからお話することは全てあなた達の心の中だけにしまっておいて下さい」
「分かった、安心して喋ってくれ。オラは口の固い方だ」
「私も大丈夫」
「この時代のあなた達には信じられないかもしれませんが…俺は約20年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたのです」
「未来から!?」
「に、20年後…ってことはお兄さんは私より年下なの!?」
「はい、名前はトランクス…何故俺がサイヤ人の血を引いているのかと言うと…あそこにいるベジータさんの息子だからです…」
「「え!?ベジータ(さん)の!?」」
衝撃の告白に悟空と悟林の目は大きく見開かれた。
「そして俺がどうして悟林さんの…正確にはピッコロさんの技を使えるのかと言うと…俺の師匠は未来の悟林さんだからです」
「え!?私が!?」
「ご、悟林の弟子い!?」
更なる衝撃の告白に父子の目は更に見開かれたのであった。
驚愕の事実に悟空と悟林は目を見開いた。
「ほ、本当におめえベジータの息子なのか?そ、それに悟林の弟子って…」
「はい」
「に、似てる…確かにベジータさんに似てるよ…あのベジータさんがトランクスさんのパパかあ〜…へえ〜」
未来であのベジータが結婚してトランクスのような子供まで作るとは。
ベジータの伴侶となった人物が凄く気になる。
「この2年後に俺が生まれたんですよ悟林さん。でもそんなことを言いにタイムマシンで来たわけじゃないんです…是非あなた方に知っておいて欲しい重大なことが…」
「重大なことって何なの?」
悟林が尋ねると、トランクスは説明を始めた。
「今のこの時代から3年後の5月12日、午前10時頃。南の都の南西9q地点の島に恐ろしい2人組が現れます…この世の物とは思えない程の怪物が…」
「…何者だ、宇宙人なのか?」
「いえ…この地球で生み出された人造人間…所謂
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