第17話
[13/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ルマには理解出来ない思考なのでただ呆れるしかない。
「ブ…ブルマさん…お…俺思うんだけど…こ…ここにいるみんな…昔はそれぞれ敵同士だったろ…お…俺だって最初は悟空なんか嫌いだった…みんな凄え敵が現れるとしょ…しょうがないから手を組み出したんだ…そ…それでもっていつの間にか、な…仲間になっちまって…ふ…普通こんなことにはならないよ…みんなすっげえ恐ろしい奴らだったんだから…」
「…何が言いたいのよ…」
サイヤ人組に聞こえないようにクリリンはブルマに耳打ちする。
「…共通の敵という目的がなければピッコロはまあ大丈夫として、ベジータなんか何仕出かすか分かったもんじゃないすよ旦那…それこそとっくに地獄なんぞ…ね…」
「…クリリンさん、途中までは良いお話だったのに…」
「うるさい!生意気言うんじゃない!言ってることは正しい!じゃあお前は闘う気満々の悟林ちゃんを止められるのか!?言っておくけど俺は無理だぞ、超サイヤ人に勝てるわけないからな」
「無理です、僕じゃお姉ちゃんには勝てません」
「だろう?」
この中で実力のトップ3の悟空、悟林、ベジータが闘う気満々なのだ。
自分達にはもうどうしようもない。
「情けない男共ね…分かったわよ。好きにしたらいいでしょ。あんた達に巻き込まれるあたしみたいにか弱い一般市民はたまったもんじゃないけどね」
クリリンと悟飯の会話に呆れながら言うブルマ。
「でもブルマさん、本当にか弱い人はフリーザが現れる所になんか来ないよ」
「ははっ、確かにな!ブルマみてえなのを野次馬って言うんだろ?」
「そうそう!」
「「ははははっ!」」
「お黙り!戦闘マニア親子!!…本当にこの2人って親子ね…やばい独裁者みたい…絶対に間違ってる…親子揃って変態よ…しょうがないから一応付き合ってやるけど…」
呆れたように笑い続ける悟空と悟林を見つめるブルマ。
「じゃあさっき悟林が言った時間と場所に!本当に自信のある奴だけで構わねえからな!」
「カカロット…悟林…超サイヤ人になったからっていい気になるな…この俺はそのうち必ず貴様ら親子を叩きのめしてみせる…サイヤ人ナンバーワンは俺だってことを忘れるな…」
「ああ…」
「ベジータさん、私の名前を言ってくれるようになったんだね」
悟林の言葉にベジータは舌打ちしながら飛び立った。
「俺達も行く。じゃあ3年後に…」
「バイバイ」
天津飯と餃子も飛び立ち、悟林はピッコロに振り返る。
「ピッコロさん!修行つけてよ!」
「そうだなあ、ピッコロもやらねえか?組み手とかしてえし…オラが悟林と組み手してる間は悟飯が1人になっちまうからな」
「…良いだろう、悟林。修行をする以上厳
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ