第17話
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悟林は青年に着いていきながらどこに向かうのかを尋ねる。
「ねえ、お兄さん。お父さんはどこに降りるの?」
「少し待って下さい…573の…18220ポイントぐらいか…じゃあこの辺りだな…ここに降りましょう」
青年が腕時計らしき物で座標を確認すると、ここに降りるように言う。
「うん」
青年と悟林が降りると悟飯達も降りてきた。
青年はケースからカプセルを出すと展開し、四角い箱にチューブのような物がついている何かを出した。
「何これ?」
「これは冷蔵庫ですよ。飲み物はたくさんありますから悟林さんもどうぞ」
ドアを開けてジュースを1つ取り出し、青年は悟林にも飲んでいいと言うと早速選ぶ。
「ありがとう!えーっと、何が美味しいのかな…?」
冷蔵庫の中身を見ても見慣れない物も混じっており、どれが美味しいのか分からず迷ってしまう。
「悟林さんなら…これがいいかと」
「ありがとう!あ、美味しい!!」
白い缶のジュースを受け取り一口飲むと好みの味だったのか悟林は満足そうに飲み続け、そんな悟林の姿を青年はどこか懐かしそうに見つめていた。
「皆さんもどうぞ」
青年が言うと悟林が飲んでいることで警戒が幾分か緩んだのか悟飯とブルマが出た。
「頂くわ!」
「僕も」
そんな2人に笑みを浮かべる青年。
「頂きます!」
「うちの製品でこんな冷蔵庫あったかな…」
「ねえ、お兄さん…お父さんって何時くらいで来るの?」
「そうですね、孫悟空さんは今から3時間後に地球に到着すると思います」
「ふうん…」
悟林の問いに青年が答えると悟飯が尋ねてきた。
「どうしてお父さんのことを知っているんですか?」
「俺も話で聞いたことがあるだけで、会ったことはないんです…」
「…じゃあ何で3時間後にここへ悟空が来るって知ってんだ?」
会ったことはないのに悟空が3時間後にここに降りてくることを知っているのかクリリンが尋ねる。
「…それは…すいません…言えないんです…」
どこか申し訳なさそうに言う青年に今度はベジータが尋ねる。
「言えないってのはどういうことだ?貴様は一体何者だ。どうやってあんなパワーを身につけた…」
「す…すいませんそれも…」
「そう言えば、お兄さんも超サイヤ人になれてたよね。フリーザに星ごとやられたのにサイヤ人ってまだいるんだね」
悟林がそう言うとベジータが怒鳴ってきた。
「ふざけるな!サイヤ人は俺とカカロット、ここじゃそのソンゴクウって名前だがな…それに地球人との混血である悟林とその弟のガキ…この4人しかもう残っていないんだ!貴様がサイヤ人であるはずがないだろ!」
「でもベジータさんが
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