第12話
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びボディチェンジをしようとするギニューに悟林は超スピードで射線上から離脱した。
「何いっ!?」
姿が掻き消え、驚愕したギニューがボディチェンジを中断し、背後に悟林が現れると即座に攻撃するがかわされてしまい、倍の戦闘力差があり、更に傷ついた体では対応出来ずに悟林のラッシュをまともに受け、顎を殴り飛ばして上空に打ち上げる。
「か…め…は…め…」
3倍界王拳を維持しながら繰り出すのは悟空から教わった亀仙流の奥義。
「ぐおおおおっ!」
「波ーーーーっ!!!」
3倍界王拳かめはめ波がギニューに炸裂し、ギニューを跡形もなく消し飛ばしてしまった。
「…ふぅ……あ、お父さん!大丈夫!?」
「あ、ああ…す、すまねえな悟林…オラがへましちまったせいで…」
娘に父親を殴らせるようなことをさせてしまったのは流石に悟空も思うところがあったようだ。
「私だってお父さんを思いっ切り殴っちゃったもん…クリリンさん達の所に行こう!手当てしないと!」
悟林は悟空を背負ってクリリン達がいるはずのフリーザの宇宙船に向かう。
「っ…う…くっ…」
「お父さん、大丈夫?ゆっくり行こうか?」
「だ、大丈夫だ…急いでクリリン達の所に行こう…」
「う、うん……あの、ごめんねお父さん…?」
「何がだ?」
「だって…ジースって奴も、ギニューって奴も……殺し…ちゃった…」
悟空は無駄な殺生は好まないことを知っている悟林はジースとギニューを殺したことに何か言われるのではないかと思ってるようだ。
「仕方ねえさ…オラが慣れねえ体で闘えねえせいで2対1だったからおめえも余裕がなかったんだろ…?おめえは良く頑張ったぞ、流石オラの子だ」
「お父さん…」
「昔、オラが闘った奴らにもいた…本当にどうしようもねえ奴もいる…多分あいつらもそれだ…オラがあいつらに情けをかけたせいでおめえにも迷惑かけちまったな」
脳裏に浮かぶのは卑怯な手を使いながらも勝利に執着した過去のどうしようもない悪の強敵達。
質の悪さは身を以て知っていたのだが、どうやら強くなりすぎたせいで自信過剰になってしまっていたようだ。
「ううん、そんなことないよ」
悟林は悟空を背負って出来るだけ早くフリーザの宇宙船へと向かうのであった。
しばらく飛んでいると、クリリン達のいるフリーザの宇宙船に辿り着いた。
「クリリンさん!悟飯!」
「悟林ちゃん!」
「お姉ちゃん!」
ドラゴンボールの前で悩んでいた2人に声をかけるとボロボロの悟空の姿に驚く。
「ご、悟空!?大丈夫か?」
「あ、あいつにやられたの?」
2人は悟空がギニューにやられたと思い込んでおり、悟林は言いにくそうに、悟空は
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