第12話
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ら言うと、悟林の目付きが険しくなる。
「お父さん、痛い目に遭わせちゃうけどごめんね」
「ああ、構わねえ…思いっ切りやれ!」
父を元に戻すにはギニューを叩きのめして無理やり交換させるしかない。
「ふははは…!今の俺に挑むつもりか?戦闘力200000の体だぞ?お前の戦闘力は高く見積もっても70000か80000程度…3倍くらい強くならなければ俺の相手にはなれ…」
「3倍界王拳!!」
フルパワーとなって界王拳のオーラを纏い、一気に戦闘力を限界の3倍にまで上昇させる。
「なっ!?」
「せ、戦闘力…240000!?」
基本戦闘力80000から一気に240000にまで跳ね上がった戦闘力にギニューとジースが驚愕する。
一気に距離を詰めてジースの首に蹴りを叩き込むと骨が砕ける音がし、勢い良く地面に叩き付けられ、バータの隣で息絶えた。
「ジース!?ぬおっ!?」
一瞬の出来事に唖然となっている隣のギニューの胸倉を掴む。
「お父さんの体を返せーーーっ!!」
そのままギニューの頬に数十発もの往復ビンタをして腹を殴り、更に追撃の蹴りで吹き飛ばすと真上に移動して組んだ拳をギニューに叩き込んで地面に叩き付けた。
「ご…悟林…」
娘にボコボコにされている自分の体を見て複雑になる悟空であった。
「お、己…ま、まさか娘の方が強いとは…完全に誤算だった…」
正確には界王拳込みでも悟空の方が強いのだが、精密な気のコントロール技術を持たず、体と心が一致していないギニューでは悟空の肉体を使いこなすことは出来ない。
240000のパワーをまともに喰らったギニューは悟空の肉体の力を発揮出来ないまま、戦闘不能となる。
「お父さんに体を返さないならもっと痛くするよ!」
かめはめ波の体勢に入った悟林にギニューはニヤリと笑った。
「っ!ま、まさか…!」
ギニューのやろうとしていることを察した悟空。
「かめはめ…」
「チェーーーンジ!!」
ギニューの体から光が放たれた。
気を溜めていた悟林は不意を突かれたこともあって動けなかったが…。
「しめた!元のオラに戻れるぞ!間に合ってくれーっ!!」
悟空が間に入ることでギニューが悟林の肉体を奪うのを妨害し、悟空は元に戻れた。
「え!?」
ギニューと悟空の雰囲気が再び変わり、悟林は激しい変化に混乱しそうになる。
「ご、悟林!さっきの技は体を交換する技なんだ!さっきはオラが庇ったけど…も、もうオラは動けねえ…!」
「ぐっ…あ、あの野郎…良くも邪魔を…!だが、浅はかだったな…今度はもう邪魔出来まい!頂くぞ、240000の戦闘力の体を!!チェーーー」
「させるかあっ!!」
再
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