第11話
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ら覚悟しておくんだな。フリーザの強さは恐らく貴様らの想像を遙かに超えているぞ。」
「私達全員で闘っても勝てないの?」
「不死身にでもならん限り奴には勝てん。だから俺はドラゴンボールで不老不死になろうとしたんだ。例え今は倒せなくとも食らい付いて体力を消耗したフリーザならば勝てる可能性があった…!」
「プライドの高えおめえがそこまで言うなら相当なんだろうな」
悟空は敵としてのベジータしか知らないが、プライドの高さは理解しているつもりだ。
プライドの塊とも言えるベジータが不老不死となって体力切れを起こしたフリーザを倒すという卑怯な戦法を取らざるを得ないと考えさせるくらいフリーザは恐ろしいのだろう。
「おまけにフリーザは今頃ドラゴンボールで不老不死を手に入れてしまっているはずだ...これでどう考えても勝ち目はあるまい。奴に会わんように祈るだけだ…」
「ねえ、フリーザは願いを叶えられたの?」
「…いや、多分まだだと思う」
「何だと?何故分かる?」
悟林がクリリンに尋ねると、少しの間を置いてクリリンはまだフリーザは願いを叶えていないと言う。
「地球のドラゴンボールと同じならの話だけど神龍が現れたなら空が暗くなるはずだ…さっきから明るいってことはきっとまだ願いは叶えていないはずだ」
「…シェンロン…!?何だ!?そいつは!ドラゴンボールが揃うと何かが出てくるのか!?」
「ドラゴンボールを7個揃えれば大っきい龍が出て願いを叶えてくれるんだ。」
「でも神龍を呼び出すには合言葉が必要なんだ。おめえが知らねえってことはフリーザって奴らも合言葉を知らねえようだな。まだオラ達にもチャンスがあるぞ」
悟林と悟空が簡単に説明するとベジータは合言葉が必要であったことに衝撃を受ける。
「ところでドラゴンボールで叶えられる願いって1つだよね?じゃあ生き返らせてナメック星に来てもらうのは無理なんだ」
「えっと、ネイルさんってナメック星人の人がナメック星のドラゴンボールは3つ願いを叶えられるって」
「へえ、3つ…じゃあ、1つ目はサイヤ人に殺されたみんなを生き返らせて…」
2つ目に生き返ったみんなをナメック星に呼ぶか、地球に戻るかを考えた時、ベジータが割り込んだ。
「そんな下らない願いを叶えてもそのうち地球ごとフリーザにぶっ潰されりゃ何にもならんだろ。こいつらはフリーザに攻撃をして目をつけられた。近いうちに地球を攻めるだろうよ、中々良い星だったしな」
「ええ!?」
「そ、そんな…」
クリリンと悟飯を見遣りながら言うベジータ。
言われた2人は目を見開いた。
「地球ってさ、そんなに良い星なの?」
「地球は文明レベルが低いが重力が低く過ごしやすい環境の星
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ