第11話
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2人だね」
「ならオラとおめえが1人ずつ相手をするぞ」
「す、凄い!凄いよ!お父さん!お姉ちゃん!」
悟飯は自分達が手も足も出なかったリクームを2人同時とは言え一撃で倒した父と姉に感動していた。
「どうするおめえ達!とっとと自分の星に帰るか!それともこいつみたいにぶっ倒されてえか!」
声を張る悟空に、残り2人が挑もうとする。
「ねえーっ!悟飯!あの人達の名前って?」
「ええっと……確か、赤いのがジースで青いのがバータって言ってたけど」
「ふぅん」
乳製品のバターやチーズみたいな名前だなと悟林は思った。
「何かチーズとバターみてえな名前だな」
どうやら悟空もそう思ったみたいだ。
ジースが悟林と相対し、バータが悟空と相対した。
「教えてやるぜギニュー特戦隊を舐めるってことがどういうことかをな。たっぷりと可愛がってやる、ああ…可愛がるといっても頭をよしよしと撫でたり高い高いをするんじゃないぞ!痛め付けてやるということだ!」
「…説明しなくてもいいよ」
「宇宙一のスピードを見せて…おぐっ!?」
バータの台詞の途中で顔面に悟空の拳が叩き込まれる。
「わりいな、隙だらけだったもんでよ。おめえ油断しすぎだぞ」
「こ、この野郎…台詞の途中で妨害しやがるとは許さねえ!!」
バータが飛び立つと悟空がそれを追い、悟林とジースは拳と蹴りを繰り出し合う。
「ふん、お前みたいなチビがこの俺と真っ向からやり合おうとはいい度胸だ!」
ジースは距離を取ると悟林に気弾を放つが、悟林はそれを腕で弾くと回転しながら組んだ拳を叩き付けようとするが、ジースは上昇してかわす。
悟空はバータの攻撃をかわし、逆に超スピードで背後を取って気合い砲で吹き飛ばす。
悟林もジースの蹴りをかわしてジースの足を足場にすると顎を蹴り上げた。
「「こ、こいつら…!」」
攻撃をしても逆にダメージを受けているという事態に2人は戸惑いを隠せない。
「もう一度言うぞ、とっとと自分達の星に帰れ」
悟空が警告をするが、敵はそれを聞こうとしない。
「て、てめえら…何者だ…」
「オラは地球育ちのサイヤ人…らしいぜ」
「私はサイヤ人と地球人の混血だよ。隣の人がお父さんであの子が弟なんだ」
悟林が悟空と悟飯を指差しながら説明する。
「こ、混血…!?まだサイヤ人は生きて数を増やしてるのか…!滅ぼしても害虫のように沸いて来やがる…!」
「むっ」
ジースの害虫呼ばわりにムッとなる悟林。
「オラ達は無駄な闘いはしたくねえ、さっさと帰れ」
「弱いもの苛めは好きじゃないしね」
「ふざけるなぁ!!」
「ギニュー特戦隊員がお前らのよう
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