第一章
[2]次話
愛しい雀達
イギリスのニューカッスルのアポンタインに住むエリシャ=ジェイミソン黒髪で青い目で丸い顔で小柄でふくよかな体格の彼女はこの時自分の仕事が休みで自宅にいたが。
家の中であるものを見て驚いて仕事から帰った夫のチャールズ額が広く茶色の髪の毛で面長でグレーの目の長身で腹が出ている彼に話した。
「この娘ペッパーのところにいたのよ」
「チチチ」
「ワン」
テーブルの上に置かれたケースの中に雀の雛がいてエリシャの足下に黒で腹が白いスタッフォードシャーブルテリアの雌がいて彼女に寄り添って鳴いた。
「ベッドのところにね」
「何でまた」
「どうも屋根の上に雀の巣があってね」
「そこから落ちたんだ」
「そうだったみたいよ」
雀の雛を見つつ話した。
「調べたら雌だったけれど」
「その娘をペッパーが保護したんだ」
「うちはあの子達もいるでしょ」
見ればソファーの上に四匹の猫がいる、それぞれ首輪に名前が書いている。
茶色の猫は雄でゴール、太った茶色と白の猫は雌でメアリー、黒猫は雄でダーンリー、グレーの猫は雌でエリザベスとある。四匹共今はお互いに遊んでいる。
「ニャア」
「ナア」
「ウニャア」
「ニャンニャン」
妻はその猫達を見つつ夫にさらに話した。
「猫は鳥を食べるでしょ」
「そうだね」
「だから多分ね」
「ペッパーはあの子達からその雛を護ったんだね」
「そうだと思うわ」
こう夫に話した。
「そうしてくれたのよ」
「そうなんだね」
「ええ、それでこの娘だけれど」
「どうするか」
「明日獣医さんに診てもらってね、動物保護団体にお話するわ」
「野鳥になるからね、我が国は野鳥保護の法律があるからね」
それに従ってというのだ。
「だからね」
「それに従うわ」
「僕達で飼わずに」
「保護団体に任せるわ」
こう言って実際にだった。
エリシャは次の日その雛、とりあえずローズと名付けた彼女を仕事に行く前に獣医に診せた。すると軽く栄養失調以外は問題なく。
獣医から紹介してもらった保護団体に事情を話した、すると団体のスタッフはローズを快く預かってくれて。
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