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アスカ 短編集
雨の日の日曜日は
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アスカがこんな事をするから・・・・


そうだよっ! アスカが悪いんだ!


どうしてくれるんだよっ!


どうやって責任とってくれるんだよっ!


おかげで僕は・・・・










・・・・・・殴られるんだろうな・・・やっぱ・・・(涙)




もう、どうにでもしてくれと思いつつ、そ〜っとアスカの方を見る






後ろを振り返るアスカの横顔


りんごみたいにほっぺが真っ赤に染まってる


《・・・何か・・・かわいいなあ・・・》


と、思うのも束の間


次の瞬間には、その華奢な肩がわなわなと打ち震えていた


『・・・・シンジ・・・・』


声が上擦っている


『・・は・・・・・はひっ!』


声が裏返っちゃった(汗)






『・・・感じちゃってるんだ・・・・アタシに・・・』






『へ?』






『“へ?”じゃないわよっ!! このどスケベッ☆』



やっぱ怒ってる(汗)


怖くて顔が見れないよ(涙)


『・・・ご、こめん・・・あ・・いやでも・・・・・・ごめん・・・』


『男の子でしょっ!!目をそらさないでっ!!!』


『は、はいい〜〜っ!!』


悪びれる様子も無く、アスカは・・・僕の瞳をまっすぐに見つめていた


頬を・・・ほんのりと赤く染めながら・・・


僕もアスカの瞳を見つめ返す


恥ずかしかったけど





『・・・・ねぇ・・・』





『・・・な、なに?・・』


















『・・・アタシの事・・・・好き?』





『・・・え・・・・?』



















《えええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?》






何で?



何でそんな事を聞くの?



・・・アスカ・・・



ひょっとしてこれって・・・・





・・・・期待・・・・して・・・いいのかな?






いつぞやしっかりフラれた事も忘れ、ついふらふらとその気になる






僕って気が弱いくせに、懲りないというか・・・






アスカに真顔で問い詰められると






僕は・・・嘘がつけなくなる













『・・・うん・・・好き・・・だよ・・・』



『・・・・そう・・・』

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