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IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
放課後その2!
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しょうがないか。許してあげる。・・・その代わり、一つお願いを聞いて欲しいなぁ』

 お願い?聞きますとも!
 またあの状態になられるくらいならば何でも叶えちゃうぜ!

 「なんだ?俺に出来ることならきいたるよ」

 『本当?やったぁ!じ、じゃあ・・・お兄ちゃんの部屋で寝ていいかな?』

 「俺の部屋?なんでまたそんな」

 『いいでしょ?ね、お願い!』

 なんだ?なんだこの胸騒ぎは?
 ・・・いや、気のせいか。ちょっとビビリすぎてるだけだ、別に俺の部屋で寝るくらい大丈夫だろう。

 「しょーがねぇな、オッケーだ。ただし、今日一日だけな?」

 『勿論だよ!ありがとうお兄ちゃん!!』

 なんだか凄く嬉しそうな七海のこえ。語尾にハートでも付きそうなテンションだ。
 だがしかし、その声を聞くたびに感じるこの悪寒はなんだ・・・?
 まて、そもそもなんでアイツは態々俺に確認をとったんだ・・・いつも勝手に入ってるくせに。
 俺の部屋、俺の部屋・・・・・・・・・俺の、部屋?

 まさか

 「な、なぁ七海。ちょっと聞きたいんだけど、俺の部屋って“どっち”のことを言ってるんだ?」

 まさかまさかまさか・・・

 『どうしたのお兄ちゃん、そんなに声が震えて?どっちかなんて、決まってるでしょ?勿論・・・おにいちゃんが今居る部屋だよ」

 がしっ!!俺の左手が何かにつかまれた。しかも、今、声が近くから聞こえて来たような・・・

 「お兄ちゃん、来ちゃった・・・。あは」

 「あ、あぁ・・・、ぎゃアああああアアアアアアあああああああああああああああああッ!!?」

 ガンッ!頭に強い衝撃が!!何だこの痛みは・・・って。

 「あれ?・・・なんで俺、床に寝てんだ?」

 急いで立ち上がってベッドの上を見る。
 ・・・・・。
 妹の姿は無かった。

 「な、なんだよ夢落ちかよ・・・。超こわかった」

 どうやら、妹にメールしてから返信を待つ間寝てしまったようだ。
 うっかりしてたなぁ。

 「そ、それにしたってあれは無いよなぁ。いくら七海でもIS学園に無断で入れるわけ無いもんなぁ・・・」

 その割には、妙にリアルな夢だった。
 もう二度とみたくない。

 「って、返信着てるじゃん」

 どれどれ?
 
 「Re:お兄ちゃん。今日、一緒にゲームする約束してたよね?約束、守れないのかな?そんなお兄ちゃんには、お仕置きが必要だよね。だから勉強机の三段目の引き出しの、二重底に隠してある本は燃やしておくからね。愛しの妹より。はーと」

 ・・・・・・・・・。

 「は、はーと・・・じゃねえだろぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 結果。

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